昨年暮れにKORGから発売されている「KORG Legacy Collection - DIGITAL EDITION 」を購入した(以下ソフトM1と略)。僕は同社のM1シンセのラック音源版、M1REXを所有しているのだけれど、miniとの親和性を高めるにはソフト音源化した方がよいかもしれないと思ったのだった。あるいは、いちいち電源入れてセットアップしたりするのが面倒くさい、と思ったのかもしれない。
欧米の先進ソフトメーカーによる音源のソフトウェア化という流れに遅れを取った日本楽器メーカーだが、後発だけにとても使いやすく設計されており、デザインも優れ音色のエディットもし易く、想像していたより動作も軽かった。まあ、搭載PCM容量もギガバイトクラスが当たり前の今となってはオモチャのような軽さなんだけど。そんな感じでインストール時のプリセットで一通り楽しんでみた後、さて、これまでストックしてきた自作音色をコピーしようかなと思い立ってM1REXに電源を入れてみたところ、何とまあ「Battery Low」の表示が‥。
自作音色のソフトM1への移植方法で一番簡単なのは、音源からMacへ出力したシステム・エクスクルーシブ・データ(以下syxファイルと略)を読み込ませるというもの。しかしそのsyxファイルをバックアップしていなかったので、どうしてもM1REXを復活させる必要が出てきた。
実はMOTUのUnisyn2.11という音色管理ソフトを持っているので、そこには一音色単位でバックアップしているのだけれど、そこからsyxファイルへ書き出したファイルだとフォーマットが微妙に違うのか、ソフトM1はうまく読み込んでくれない。Unisynのエディターを開いてそれを参照しつつ、一音一音を手動でソフトM1にエディットしていこうかと思ったが、それはとてつもなく面倒臭いということがすぐに分かった。
そして意外にも、M1REXはバッテリーが切れていると正常動作してくれないのだった。バッテリーが切れた時点で全てのプリセットが飛んでしまったので、Unisynからバンクを流し込もうと試みたがダメ。電源は入るのだから、その間だけでも普通に動作してくれれば良いのに。そんなわけで、使えないM1REXを持っていても仕方ないから、バッテリーを自分で装填することにした。用意するのはボタン電池のCR2032という型番のもの。たまたま立ち寄った秋葉原で220円で売ってたが、どこの電気屋さんでも普通に入手できると思う。
バッテリーがあがったからメーカーへ修理へ出すというのも面倒臭い。作業はやってみれば実に簡単なのだった。以下、その手順。
ケースの取り外し手順は上の掲載写真通り。ボタン電池はメインの基盤上に取り付けられている。交換はいたって簡単。電池を親指で正面パネル方向へ押しながら上へ引き上げると外れるので、そこへ新品電池を入れ替えるだけ。上を向いている方がプラスになるよう間違えぬように。そんな感じで他に何もすることなく、元に戻して終了。