Mac mini ミニ大作戦!
新型Mac miniにまつわる煩悶記(1/2)

ようやく出た。ついに出た。インテル版Mac mini。いろいろあってまだ購入には至ってないけれど、それはそれはずっといろいろ考えて考えて考えている。たぶん皆さんも、同じようなことを考えていると思うのだけれど、ネタが無いのでそれを書いて余白を埋める。

 

嬉しい内容密度の濃さ

 2月28日深夜(いわゆる3月1日、日本ではいつものように火曜日の夜)、新型がやっと出た。やっと出たよ新型Mac mini。ミニに乗っかってる当サイトとしてはネタもほぼ出尽くし、さて明日からどうするかなあ‥と遠い目で西の地平に沈む太陽を見つめながら佇んでいたところ、まさに闇が覆い尽くさんとしている東の空から小さな希望の光が降り注いできたのだった。ありがとう一番星。いや、アップル。とはいえまだ実機を入手したわけではない。それはなぜか。まだ踏み切れないその理由を、今回はダラダラ書いてみる。

 さて、インテルチップを搭載した新型mini、個人的に評価すべきことはたくさんある。

同サイズ、デザインも変更ナシ
 一時3.5インチHDを内蔵するのではないかという噂が流れたとき、もしそれが本当になったらminiのミニたる所以が無くなってしまうではないかと訝しんだのだけれど、先代miniからサイズ・デザイン共に変更無しと知ってホッとした。これで我が家のQuadra700は、まだまだ進化・スピードアップしていける。大きくなってもらっては困るのだ。はははは〜。
Core Duoの搭載
 インテルチップへの移行へはまだ若干の抵抗感は残るものの、会社方針として既に半年以上前に決定されてしまったことなので諦めもつく。個人的にはクロックアップしたPowerPCで年末まで繋ぐ、というシナリオであったらとても嬉しかったのだけれど。しかし実際のところ新型ミニ発表の直前まで気になっていたのは、SoloかDuoか、ということ。せめて最上位機種はDuoであることを希望していたから、今回のラインナップにはとても満足。
SATA内蔵ドライブの搭載
 これは普通のノートパソコンなどで一部採用されているものが出回っていたから、ミニにも採用されるかもしれない、と内心非常に期待していたもの。先代miniもあれこれカスタマイズしてきたけれど、やはりATA100仕様では高速化した今時のHD性能を生かし切れないのが実情。ケーブルの取り回しも楽チンだし、メリットはとても大きい。
最大メモリ2GB搭載可能
 ジワジワと明らかになっていく新型miniの仕様を追跡していて、実は一番驚いたのはこの点。あの筐体でメモリスロット2基というのはしばらく信じられず、誤記ではないかと思ったりした。なるほどノートPC用のものを使うことにしたんですな。音楽制作で使用するソフトサンプラーなどは、かなり大きなデータをメモリ上に展開するものがあるので当然あればあるほど嬉しい。
USB2.0端子4個搭載
 まあ、これもあればあるほど助かりますんで。

 その他にFrontRowの搭載やら無線関連のバージョンアップやらがあって、これほど内容の濃いモデルチェンジになるとは思いもよらなかった。個人的には期待以上の出来。そして店頭展示miniに触れて分かった実用面についても少し。

HD映像対応
 別に「HD対応」という特別なキャッチフレーズがあるわけではないけれど、先代miniはチップが2世代前のG4だったこともあり、実質的にHD映像未対応だったと言ってよいと思う。その状況は動画というよりむしろ、スライドショー状態だった。しかし今回のCore Duo 1.66GHzのHD再生能力は大丈夫。QuickTime サイトの1080p HDトレーラーも全くコマ落ちすることなく滑らかに再生してくれる。素晴らしいパフォーマンスだと思う。

これは残念

 しかし手放しで評価出来る点ばかりではなかった。次は新型miniの残念なところを。

でも値段がよ〜
 今年初めに、おおよそのインテルYonahチップ単価が明らかになったとき、明らかにミニの価格設定に大きな影響が出ると考えた。ミニは「サイズもミニなら、値段もミニ」というのが売りだったはず。これでは余程の努力がなければ価格を抑えることは出来ず、そのコンセプトが揺らぐことになると思った。でも意外なことに、ネット上でミニの噂をしているブログなど見ていても、希望はいろいろ書いているものの、その価格設定について言及してるところはあまり無かったような‥。もちろん同じ価格で更新出来たら嬉しいというか、むしろ拍手喝采だったんだけれど、フタを開けてみればほぼ10万円という高値への変更には個人的に予測の範疇だったとは言え、マイナス評価なのは確か。
またヘラかよ〜
 新型miniが発表&発売と同時に、先代miniの販売が終了した。個人的にはしばらくの併売を期待していたけれど、未練のない冷酷なまでの切り替え。これはつまり初代miniが「会社が予測していたほどには売れなかった」というのが原因なのではないかと思ったり。まあ、予測していた量と実際に売れた量は僕が知るよしもない事なので因果関係は立証できないけれど、売れなかったとするならその理由は明らかに「分解のし難さ」にあると言える。今時、メモリの交換をユーザーのみならず、一般の販売店すら出来ないというのは、売る気がないと言われても仕方ない。いくらデザイン優先とはいえ、底面にネジ留めくらいは許可しても良かったのではないだろうか。がしかし、今回変更されたメモリスロットの位置、あの位置へのアクセスは一般ユーザーにはキツイと思う。残念だけれど、仕方ないかも‥。

 以上2点の残念はしかし、個人的にはさほど高いハードルではない。もっとも重大なのは、最適化の進んでないアプリケーション状況にある。はい、次ページ。

 

前のページ|1 2次のページ

【06/3/4更新】
トップへもどる↑
 copyright (c) 2001-2006 FLIP! FLIP! FLIP! all rights reserved.