Mac mini ミニ大作戦!

iPod touch消滅のシナリオ

 もう数週間後に迫ったWWDC。そこで新型iPhoneが登場するのは必至。しかしながら、新型投入で無事年末までに累計販売1000万台を達成出来るのか?



全ては値段次第?

 もう、6月に新型iPhoneが登場するのは確約されているに等しい状況ですが、最も注目しているのは、やっぱり「お値段」だったりします。いつも何かと言うと値段のことばかり書いてますが、それが無料配布でない限り、一介のサラリーマンとして注目せざるをえないファクターであることは間違い在りません。今年末までに販売台数目標1000万台を掲げているAppleだけれど、その目標に到達するにはアップデートによる機能強化と世界規模の発売地域拡大だけではちょっと足りないのではないか…もっと戦略的な価格設定を施す必要があるのではないかと思っているのです。素晴らしい魅力的な製品ならば、ユーザーはそれ相応の対価を支払うハズだ…という楽観的な思惑が全く間違っていた事は、ジョブズもNeXT時代すでに経験したこと。Apple自身、iPhone発売直後に「ありゃ?何か違うな」と感づいたか即値段を下げたし、そこのところはよく分かってるハズです。

 とは言うものの、ケータイ業界事情にとんと疎い僕、iPhoneの販売権を複数キャリアに与えることになると、結果、iPhone端末自体の値段が上がる事になるのか下がる事になるのか、その辺りの仕組みが全然分かりません。っていうか、今の日本の状況ってどうなったんでしょう。まだ0円端末ってあるのかしらん。ナントカ制度が廃止されて端末の値段って上がったんでしたっけ?
 いや、しかし今回の主旨は別のところにあります。

 残り6ヶ月の間に累計1000万台を売りさばく。その目標を達成するのに最も手っ取り早い方法、それは何かと言うならば、コレ

iPod touchに消えてもらう。

 そうです。機能アップとメモリ増強はもちろん、iPhoneには電話機能も付いて(当たり前だけど)いるのに値段をそこそこリーズナブルにすれば、もはやiPod touchの存在理由はどこにも在りません。つまり、

誰でもiPhone買う。

【fig.1】それぞれの現在のお値段。これを無理矢理、双方のお値段を近づけてしまえば…iPod touchって不要になるんじゃないか。

 当初、独占キャリアと契約しなければ全く機能しないよう設定されていたiPhoneも、キャリア1社独占が消えた今、アクティベートで縛る必要も無いではないか。通話機能が不要なら、単純にメディア・プレーヤーiPod touchとして使うのも購入したユーザーの自由。
 しかし1キャリア独占を解除すると、これまで通話料から得ていた恒常的かつ法外な利益も要求出来なくなるのではないか。そんな状況でiPhone端末の値段も抑えてしまうとなると、一体どこから利潤を創出していくのか?

それを補うのが「AppStore」。

 もちろん最初から同じレベルの利益は得られないだろうけれど、まずは安定した巨大エコシステムの早期形成が最優先事項。かくしてiPod touchはマーケティング試験的ガジェットとして1代だけで製品ラインナップから消失、Appleは危なげなく目標達成に至るのです。どうでしょう、このシナリオ。ああ、面白かった(自己満足)。

【08/5/16更新】