放談ラジオ音響系

「選択と集中」

 この数ヶ月の間、やたら頻出しているように思えた言葉の一つ「選択と集中」。どうやらそれを実践すると、他人からの評価は上がるらしい。



生き残りをかけて

 今年に入ってすでに3ヶ月経ちましたが、この期間中、最も驚いたのは2月19日「東芝のHD DVD撤退」のニュースでした。何がそんなに驚いたかって、その決断の「早さ」に他なりません。
 もちろんそれ以前に、何となくBD陣営攻勢の気配も漂っていましたし、フォーマット戦争も時間の問題かとは思っていたけれど、所謂ワーナー・ショックによって爆弾が誘爆したかのように、時間をおかず事業撤退の判断を下したのは、世代的にβ・VHSの10年戦争を知っている者からすれば、やはり驚くしかありませんでした。それだけ今回の次世代DVDにまつわるシェア争いについては、長期戦も覚悟していたのです。
 ところでその発表直後にアップされた言説のいくつかに目を通してみたところ、いたるところで登場したあるフレーズがありました。それはコレです。

「選択と集中」

 つまりは不採算部門、あるいは負けが見えている部門を洗い出して、効率化を目指し合理的に統廃合を推し進める…ということなんでしょうが、それは決して負け犬に与えられた唯一の選択肢というワケではありません。なにせその「選択と集中」発表後は、東芝に対する市場の評価がグンと上がったのですから。手広くやるより一点集中。その後も「選択と集中」はあちこちに溢れ、今年の流行語大賞を獲ろうかという勢いです。三菱電機の携帯端末事業からの撤退、キャノンのリアプロ市場からの撤退、パイオニアのプラズマパネル自社生産からの撤退などなど、それら事業見直しにまつわる発表に関するニュースでは、必ず「選択と集中」というフレーズが踊りました。まあ、ここに挙げたのは電化製品関連のみですが、僕の関心のない様々な分野でも、この「選択と集中」で密かに盛り上がっているのではないかと思います。

ならば選択と集中を

 さて、そんな大人気の「選択と集中」という行為、個人的にも身に覚えがあったりします。それは当時すでに惰性でだらだらと運営していた当サイトを、(ほぼ)Mac mini関連に集中させてしまえ!と思い切った方向転換を企てたこと。気分的には思い切ったというよりむしろ「どうでもいいや」という投げやりなところが大部分を占めていたのが正直なところですが、実は(ほぼ)Mac miniに集中したおかげでやる事が激減し更新が楽チンになり、結果ストレスも減り、お気楽にユルユルとカスタマイズを楽しむことが出来たのです。コンセプトが明確になったのもプラスに作用しました。
 小さなところでもこんなに効用のある「選択と集中」、おそらく普段の毎日の生活にも応用が効くに違いありません。なるほど今の自分を冷静に見ると、あちこちに手を広げているせいで、そのどれもが中途半端になっているような気もしたり…。では早速、選択と集中です!

【fig.1】16年壊れずに使っている二層式洗濯機。未だ二層式というのが、四畳半な雰囲気を醸し出している、そんな質素な生活です。ちなみに三洋電機製。

【fig.2】泡盛。異論もあるかと思いますが、とりあえず焼酎に分類されているようです。飲みやすいですよね、強いケド。ちなみにお酒はそんなに飲みません。付き合い程度です。

【fig.3】この画は、見た通り、洗濯と焼酎です。洗濯と、焼酎。せんたくとしょうちゅう。ぐるぐる廻る、ぐるぐるぐるぐる東京タワーってどこかで聞いたフレーズですな。

【08/3/25更新】