連載第55回
2014年2月26日
カリタのコーヒーミル清掃とゴミ箱じゃないMac Pro

 グルメ方面にはまるで興味の無い僕が近年一番贅沢に感じているのが庶民の飲み物、珈琲。数年前にようやく珈琲を豆で買うことを覚え、挽いて粉状にしてからペーパードリップし、淹れ立ての珈琲の香りを嗅ぐだけで満悦してしまう程度なのだけれど、豆挽きに愛用しながらもしばらく手入れをしていなかったカリタの「ナイスカットミル」を久々に清掃しようと分解しました。前面にあるネジ2本を外すだけでカッターは簡単に取り出すことが出来ます。バラしてみれば予想していたよりも粉末の付着は少なくて、掃除機やブラシなどで簡単に清掃することが出来ました。そしてカッターと言う割には鋭いカミソリのような刃などなくて、どちらかと言えば「ドリル」のような、これを見ると懐かしい『海底軍艦』轟天号を思い出してしまいます。塚本晋也監督の『鉄男』といい、日本人は無類のドリル好きなのかも。

 分解して清掃したら組み立てます。機械が苦手な女性でも簡単。

 綺麗になりました。当初、どうせ一人で飲む分しか作らないのだから、手動のコーヒーミルでも十分かなとは思ったのですが、粉の細かさをダイアルで調整できたり、一度にたくさんの分量の豆を短時間で挽けるのはやはり便利かもと思い電動にした次第です…。

……こ、これは!!!!

 これは、どこをどう見てもMac Proではないか。実際のMac Proもかなり小さいが(まだ実物見てないけど)、これくらいミニチュアっぽくしてくれたら凄く可愛い。というか、新しい Mac mini はこうなって欲しい。ケーブル類はどうするんだ?というのは置いておく。

そしてこの季節だけ入荷するパナマはエスメラルダ農園のゲイシャを楽しむのでした。僕の唯一の贅沢です。この香りと濃厚な味わいにメロメロでございます。