フリフリのThunderbolt大作戦!

フリフリのThunderbolt大作戦! ― 第85回

突然FREEでゲット出来たPerfect Effects 9.5のご紹介

 2015年8月23日

 先日、海外からタイトルに「FREE」の文字をあしらった、何やら怪しいメールが届きました。開いてみるとonOne Softwareからのもので「Perfect Effects 9.5のプレミアムエディションが無料だよ!」というような事が書かれてある。上の画像ではトリミングしてあるけれど、シリアル番号さえ添えてありました。

 数年前、写真現像用に使っているソフトウェアAperture用の焦点ぼかし専用プラグインとして同社の「FocalPoint 2」という製品を購入しました。たかがぼかし、されどぼかし。今やすでに「Bokeh(ぼけ)」はそのまま英語として世界中に広まっているのはご存知かと思うけれど、僕の所有している古〜いPhotoshop CS4にある「ぼかし」はただ画像の境界線を曖昧にしているだけで、カメラの撮影時に生じるボケとは全く異なるもの。その点「FocalPoint 2」は光学シミュレートによって、比較的こちらの期待に沿ったボケ味を創出してくれるところが魅力でした。例えば、ちゃんと絞り羽根の枚数変更も出来て、その形状のボケが出来上がったりするのは、夜景など光源が写っている写真に適用してみるとすぐ判ります。とにかく、Photoshopのぼかしとは似て非なる良好な結果を出してくれるのがお気に入りでした(もしかして現行のPhotoshop CCは搭載してるのかもしれないけど)。ただ、些細な不満も幾つかあって、それは今後のバージョンアップで解消されるだろうと期待していたのですが…。

 しかしある時。いつ頃だったかは忘れてしまったけれど、何度かメイン作業用Macの機種を変更させていたタイミングで、オーソライズが出来なくなってしまいました。回数制限(?)に引っ掛った感じは無かったし、どちらかと言えばサーバーの不具合のような気配だったけれど、もう色々面倒になってアップグレードもせず放置。ホストであるApertureも遂に開発ストップと知った時、何だか気持ちも写真(カメラ)から離れてしまったのです。

 そんな事すらすっかり忘れていたタイミングで届いた今回のメール。文面にある「email subscribers」の意味はよく分からなかったけれど、自分勝手に推測したのは、アクセスが途絶えてしまったユーザーへの復帰優遇措置なのではないか。何せ、その当時「FocalPoint 2」プラグインは$159.95もしたのだ!ドル80円くらいだったけど。総合進化版のPerfect Effects 9.5はその「FocalPoint 2」の仕様も内包しつつ、$59.95とかなり安価になっているけれど、今回はさらに無料ということで試してみることにしました。

Aperture 3.4.5でも動いた

 ところで、この最新版のプラグイン(アプリケーション)、動作するホストアプリとしてはPhotoshop CCとLightroomを挙げています。僕はそのどちらも持ってないのだがどうなんだろう…と思いつつ、メーカーの製品公式サイトで動作環境をチェックしてみると、実にさりげなく「Aperture 3.5」とある。いやしかし、僕の作業環境は未だOSX10.8.5で、その上で動作するのは「Aperture 3.4.5」なのですが、とりあえずDLしてインストールしてみたら、ラッキーな事にちゃんと認識しました。

説明書無し・英語でも大丈夫

 さて、このPerfect Effects 9.5なるもの。プラグインと言っても基本的には外部アプリで、Aperture内で加工したい写真を選び、右クリックの「プラグインで編集」メニューからPerfect Effects 9.5を指定すると、その元素材データを読み込んでApertureの外側でアプリが起動します。

 左側にある各種エフェクトから希望のものを選び、右側のカラム内で微調整してゆくスタイル。レイヤーを追加して、エフェクトをどんどん追加してゆけるのはPhotoshopを知っていればすぐ理解できます。
 ところでこのプラグインは元素材のRAWデータを直接いじる事はしません。一端、オリジナルデータを読み込んで加工したものが気に入ったら、Applyボタンを押すのですが、そうすると複製されたTIFF画像がAperture 3の同じライブラリ位置(オリジナルデータの隣)に保存されます。なので好きなだけトライ&エラーを繰り返しても大丈夫。

 では、昔作った炒飯を、なんちゃってトイカメラ風(あるいは昭和的というか)にしてみます。右側のカラムを見てみると、5つのレイヤーがあって、さらにその上に調整マスク用のレイヤーが重なっているのが確認できると思います。上述の「不満だった点」も改善されていてイイ感じです。

例えばアジアン映画っぽい感じとか

 今やスマホの写真系アプリではかなりスマートに加工処理を楽しむことが出来るようなのですが、僕は所有しているiPod touch(第5世代)の内蔵カメラもまだ十数回くらいしか使ったことがなくて、もちろん加工アプリなんかも買った事がなく、その辺りの状況がよく分かっていません。このPerfect Effects 9.5で出来る処理も普通にワンクリックで出来ちゃうのかもしれません。

 実はAppleの新しい「写真」アプリもまだ使っていないので、しばらくはAperture 3.4.5のままPerfect Effects 9.5でオリジナルのフィルタープリセットなんかを登録したりして遊んでみようかと思います。ちなみにMacBook Air(mid 2013 core i7の1.7GHz)では、若干動作が重いかな…という感じですが、逆に「現像して焼き付けてる感」があって良いです。雰囲気重要。

 上の写真を大胆に加工してみました(↓)。光源のボケ方が素敵です。

外部サイト参考リンク

Perfect Effects 9.5(onOne Software)
 チュートリアルビデオなんかもたくさんあって、このプラグインで出来ることはすぐ把握できます。プレミアム版じゃなくて、ベーシック版はApp Storeでも購入できるみたいですね。

 これってもしかして30日のフリートライアル版なのかなあ…。期限が切れたらまた使わなくなりそうですけど。

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