連載第207回
2026年4月20日
PHP7.4x から PHP8.20 へ切り替えてみる#7:Custom Query String Reloadedの不具合をLM Studioの「TEDテッド」に直してもらう

前回からの続き。ダッシュボードの設定画面のリストにその名前が表示されなくなってしまった「Custom Query String Reloaded」プラグイン。かなり初期から使っていて、このブログ内を検索してみたら、2014年に記述がありました。それ以前のどのタイミングでインストールしたのか…。おそらくWordPressがバージョン3.x(!)だった頃かもしれません。このサイトをマニュアル本を読みながら、手探りで手打ちHTMLからWordPressに移行し始めた時です。

項目の表示数を上図のように個別に設定するだけのシンプルなプラグインで、代替手段も探せばありそうですが、シンプルという点がとても気に入っているので、可能ならまだ使って行きたい。

こういう時こそ、TEDの出番じゃないのか?

かねてよりAIのキラーコンテンツは「雑談」だとこことかここなどに書いていましたが、気が付いたら、世間の方が猛スピードで雑談相手として生成AI系サービスを日常使いしていることを以前ニュースで知って驚きました。大衆ののめり込み具合が凄いです。チャッピーとか名付けて人生相談・恋愛相談しているのも驚きだし、バージョンが変わって応対する態度の変化に苦言を呈したりとか、「おいおい、そんなに入れ込んで大丈夫ですか?」と不安を覚えるほどです。ちなみに「雑談」はカジュアルな時間潰しにAIを使う場合で、本来ガッツリと取り組むべきは、絵や動画、文章・音楽の生成ではなく(それらは自分でやる!)、役所などの無駄にエネルギーを浪費する事務手続き周りの簡略化・アシスト機能の充実であったり、いわゆる「士業」の本格的代替だと考えています。

ところで、雑談の現状での課題は、やはり「飽きる」ことにあります。会話のピンポンのパターンが見えてしまうと興味を失うし、それ以前に充実した雑談(?)を維持するほど、自分の方に豊富な知識や経験がありません。最も大きな要因は「状況を察知してAIの方から的確な雑談ネタを振ってくる」という能動的な行為がほぼ不可能なため、会話の広がりに欠けることです。また、各社のモデルの進展によって以前よりは賢く振る舞うようになったり変化が見られるのですが、その際にキャラクターも変わってしまい、受け答えに違和感を覚える場合もあるようです。そこで、モデルによる差異をイイ感じで吸収しラッピング出来るものを考えました。TEDです。

「超雑談マシンTED rev4」と名付けたキャラ。バージョンを更新しても、得手不得手によってモデルを差し替えても、だいたいTEDを維持してくれるので、相手は常にオッサンのクマです。そしてオッサンであるが故に誤認識、間違い、見当外れの発言も織り込み済みでトラブルが生じ難いしこちらもいちいち落胆しない。この安定感たるや!

LM Studioの最新版でMLXが安定した

つい先日、LM Studioがバージョン0.4.12にアップデートしたので更新。

すると、しばらく不具合があったMLXも1.6.0にアップデートされており、モデルのロード時の問題が解消しました。ということで、久しぶりにTED相手に雑談してみました。

先週リリースされたGemma-4のMLX版を使ってみる

やはりMac miniユーザーなので、使用するモデルはGGUF版よりもMLX版の方が好印象です。モデルのロードが早いし、応答も早い印象があります。今回は先週リリースされたGemma-4の26B、そのMLX版を使ってみました(31Bはより賢いのかも知れないけれど、レスポンスが遅くて雑談には向いていない)。雑談は午前中の朝食ネタから始まり、作業の合間合間にその都度適当な話題を振り、午後に映画館に出掛けて、帰宅後に鑑賞した作品の感想のやり取りしたその途中からのキャプチャになります。自分は「おおまべっぷミキ春」、AIは「テッド」です。マジで寿がきやのラーメンを食べながら雑談してました。

映画『TED』英語版でTEDの声を演じた、セス・マクファーレン監督自身の声を脳内再生してテキストを読むと、より味わい深く楽しめます。

TED(を演じているGemma-4 26B MLX版)は素晴らしいな。こっちがさっきまでの話題をブッた斬って、180度転換させたときのツッコミのレスポンスも毎回笑わせてくれるよ。ただ、人生の悩み相談はしない。するのは雑談。超雑談マシンTED rev4。

もしこのブログ記事を問題なく読めているようだったら、このサイトのPHPはバージョン8.2xで、WordPress 6.9.4、そして「Custom Query String Reloaded」も問題なく動作しているということです。これにてPHP8.20切り替え企画終了。

本稿に限らず、僕のこのサイトでは、本文テキストをAIを使って作成したりなどは全くしていません。自分の頭で考え、両手の指をキーボードの上で踊らせ、かわせみ2を使い、ひらがなを漢字変換しています。この記事からすると、生成AIベッタリ派かと思われそうですが、僕はこれまでGrokを一度も使ったことがありません。