連載第22回
2015年12月6日
2−3:各パーツのモデリング(テラス)

 前回から引き続き、細かいパーツの追加作業。今回はテラス。テラス、テラスって何?と主って調べてみると「露台」とある。露台って何?と疑問は堂々巡りしてゆくのですが、モデルを作ってしまえば「ああ、それのことね」と分かるという仕組みです。

今回の覚えた事メモ

ジッター

「変形>スムーズ(長押し)>ジッター」で呼び出し、ビューポートのクリックでアクティブ化。名前の通り、ランダムに変形させるツール。下図は選択した頂点をx軸方向へ15mmの範囲で散らせたもの。ちなみに各板は軸スライスした後、頂点>分割でそれぞれ分離しています。

スケールのこんな使い方

 上でジッターを使いバラした頂点を、それぞれのローカルで水平に揃えたい…というケースの対処方法。各エッジを選んで、アクションセンター>センター>ローカルを指定、「スケール(Rキー)ツール」を起動して、ツールプロパティのスケールXを0%にすると、そのローカルの位置で真っ直ぐになります。これは教えてもらわないと気付かないタイプのノウハウ。ローカルでスケール0ね。

Shift+ダブルクリック

 分離している各モデルの一部ポリゴンを選択している状態で、Shift+ダブルクリックすると、各モデルのポリゴン全てが同時に選択されます。日本語だと伝えにくいけど、やってみると納得するノウハウ。

Shift+H

 選択されているエレメント以外を一時的に非表示にする。これは使えますね。ちなみに隠した部分を再表示させるのは「U」キー。なんで??

 そして厚みをつけたりカットしたりペーストしたり、Pキーでポリゴンを作って蓋をしたりして下図のところまで進みました。

 ひとまず、テラスはこれで出来たことにします。次回は文字盤なのですが、結構複雑なので前編・後編と分けるかも。