連載第7回
2013年12月23日
お名前.com と ServersMan@VPS の紐付け?その4

 前回からの続き。今回は「サーバー引っ越しシリーズ」における最初の壁というか、DNS設定について。以前の回で、ServersMan@VPS にてレンタルしたサーバーのIPアドレス(例 192.123.456.78)に、お名前.comで取得したドメイン名(例 www.♥♡♥.com)でアクセスするための設定(つまり紐付け)が今回のテーマとなるわけですが、この壁を乗り越えるのにIT音痴な僕はネットをアチコチ調べ回ってようやく一息ついたところ。その顛末をまとめてみれば、苦労した割にはあっけないほど内容はシンプルなものとなり、そのせいで例のごとく備忘的にキャプチャ画像を貼り付けてゆくだけの手抜き感満載という風情は今回も保たれています。ところで、なぜ今回はいつものあの長ったらしい前置きがないのかというと、実は今回もちゃんとネタをしたためていたのですが、気が付くとそれが延々と無駄に長いものになっており、内容は非常にクダラナイにもかかわらず、それだけで独立した別の記事にできる分量になってしまったのです。これは備忘録としての役目を果たしてないではないか?と考え、削除したのでした。では本題に戻って画像をバンバン貼って置きます。

お名前.comの「ドメインNavi」にログインする

 お名前.comのトップページにある「ログイン」をクリックすると右のような画面が現れるので、「ドメインNavi」ボタンを押して選択しておいてから、会員IDとパスワードを入力。するとドメインNaviのTOPに推移して、現在取得しているドメイン名の一覧が表示されます(↓)。ここで更新期限日や、現在の簡単な管理状況などが確認できるようになっています。

ドメイン設定>ネームサーバーの設定>DNS関連機能の設定

 気付きにくいですが、画面上部にあるタブから「ドメイン設定」をクリックして移動。ドメインの管理にまつわるメニューがたくさん出てきますが、ここでは「ネームサーバーの設定>DNS関連機能の設定」を選びます。

 DNS関連機能の設定へ進むとまた3項目ほどメニューが出てきますが、ここで最上部の「DNSレコード設定を利用する」の横にある「設定する」ボタンを押します。僕の今回のケースではコレ。

 「DNSレコード設定」に推移するので、そこで一覧表示される取得済みドメインの中から、今回設定するドメインを選択し『入力画面へ進む』ボタンをクリックします。まわる.jpはネタです。

サーバー情報を入力する

 ここからようやくレンタルしたVPSサーバーの情報入力です。いろいろなサイトを参考にしつつ、空欄に該当する情報を埋めてゆきます。ホスト名、TYPE、VALUE、状態はそれぞれ次のように入力。

 ●ホスト名… [ www ].♥♡♥.com (↓画像では「まわる.jp」になってますが、もちろんスルーで)
 ●TYPE… [ A ]
 ●VALUE… [ 192 ].[ 123 ].[ 456 ].[ 789 ] ←ServersMan@VPSが指定したIPアドレス(IPv4)を入力。
 ●状態… [ 有効 ]

 追加ボタンを押すと、次のように「レコード追加」に仮登録されるので、数値に間違いがなければ下の「確認画面へ進む」をクリック。

 さらに念を入れて再確認し、問題なければ設定ボタンをクリック。

 これにて設定終了です。

ServersMan@VPS に直接 www.♥♡♥.com でアクセス可能になった!

 これにてDNSサーバーの設定終了。説明書きにもあるように、その情報がネット上に伝搬するのに「最大72時間」なんて、かなり時間がかかるのかしらんと思っていたのですが、珈琲を淹れて一息ついていたら(大体30分くらい)、もうwww.♥♡♥.comにアクセス可能になっていました(ServersMan@VPSの方はなんの設定もしてないので、ただのブランク表示です)。今後はもう契約更新等の事務手続き以外は、お名前.comの方でいろいろいじる必要も無くなったのではないかと思います。もっと詳細な設定などはあるのでしょうし、もしかしたら設定を間違っている箇所もあるかもしれませんが、まあ、ただのブログですし。まだまだ続きます。