前回、サーバーを無事引っ越すことが出来た後のブログの外観レイアウト作業を「Coda 2」でやってみようと決めたのですが、７日間の体験版を試している時、とんでもない事に気付いてしまいました。「第０９回：ServersMan@VPS にファイルをアップロードしてみる」で購入した「Transmit」というFTPソフトと「Coda 2」は、何と同じ会社の製品だったのです、パニック！
　いや、それだけなら全然問題ないのだけれど、何とCoda 2にはTransmit同様の高速転送技術を有した簡易FTP機能が内包されているというではありませんか。サーバー引っ越し後の初期セッティングで必要なファイルをアップロードすれば、FTPソフトはもうほとんど使う機会もないわけで、つまりTransmitは購入する必要など全く無かったわけです。ちなみにCoda 2からTransmitの代金を差し引いた額は４千円弱にも。それだけあれば他に何が買えただろうかと考えるともう夜も眠れません（たぶんＣＤ買ってた）。

ターミナル機能もあるよ、Coda 2

　ServersMan@VPSのレンタルを開始して最初に受け取るメールに書いてあるとおり、全くサーバー管理の事など理解できない素人であれ、最低でもログインのパスワードくらいは変更しておこうよ、ということで自分で変更してみることにします。そこでDTIのサポート・マニュアル内を探してみたのですが、「変更しろ」と書いている割にパスワード変更方法が載っていません。そこでGoogle先生にすがってrootのパスワードを変更する方法を検索し、参考にしたのは下記のサイトになります。

　何はともあれまずサーバーに接続するわけですが、我らがMacからは「ターミナル」を使います。このターミナルというもの、僕は５年に一度くらいしか使うことがないのですが、こういうコマンドをカチャカチャ打ち込む方面に縁の無い人間にはやはり何度立ち上げても慣れないものですね。

　そこで前回購入したCoda 2の登場。いろいろ下調べしていた最中に発見したのですが、このCoda 2はターミナル機能も持っているらしい。まあ、Macに始めからインストールされているターミナルはタダなので、わざわざCoda 2を使う必要もなく、ここはオマケとしての性格が強いようなのですが、どうせ大枚はたいて買ってしまったのだから積極的に使って行こうよという気持ち。ウィンドウ右上からターミナル・タブを追加します。

　まずサーバーに接続するには、よく分からないが「ssh」でログインしないといけないらしい。Coda 2でターミナル・タブをウィンドウに追加すると接続先を聞いてくるのですが、その時にローカルホストかリモート先か選択するメニューがあって、リモートは最初からssh経由で接続することになっているみたい。ここで、rootとそのパスワード、さらに指定されたポート番号を入力し接続。

　接続できました。

　意味もなく、カラーを変更してみたりして。何かすっごく新鮮！こんなターミナル初めて！

やっとrootのパスワード変更

　こんな初歩も初歩のいいところの、ほんの入り口に辿り着くのに一体どれだけ時間をかけているんだ、というのも僕は全くの初心者だから仕方ありません。地道に一歩一歩進んで行きます。さて、rootのパスワード変更は上述したサイトを参考にしつつ、下記の手順で。

[root@♥♡♥]# passwd
Changing password for user root.
New password: ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆　
Retype new password: ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆　
passwd: all authentication tokens updated successfully.　
[root@♥♡♥]#

ここで一度「logout」して、新しいパスワードで接続できるのを確認しました。つづく。

たかがパスワード変更にこの牛歩。

2014-01-19 ＞ VPS＆WordPress引っ越しメモ