作り直しとして制作メモを書き連ねているけれど、その作り直す前の音を載せていなかったので、昨年春くらいにYouTubeへアップした古いバージョンの「habit」を載せてみました。このオリジナルも当時は「最近入手した新しいプラグインの使い勝手をテストしたいから、とりあえず適当に弾いたピアノの音を加工してみよう」という相変わらずテキトーな動機で作ったもの。
素材は前々回掲載したものと同じで、その素材自体はさらに遡ること2009年に、当時購入したDMC-GH1でテスト撮影した映像のための仮BGMとして録音したもの。成り立ちからしてまるで思い入れのない作品ですから当然の事ながら2回ほど聴くだけでもう飽きてくるわけですが、同じ音源を使いつつもこの「飽き」の壁を越えて何とか「10回は繰り返し聴取するに堪えるレベル」に持って行くことは果たして可能なのか、という取って付けたようなコンセプトが今回の実験の主旨です。
habit oroginal
habit ― DEMO / SAMPLES ―
flfl.me
ところで音楽制作メモとはまるで関係の無い話なのですが、先月だったかYouTubeのサイトデザインが全面的に新しくなりました。個人的にマットで落ち着いた感じが、以前のギラギラしていた時に比べて好感触で気に入ってるのですが(逆に以前は落ち着いている感じがしていたvimeoがギラギラした印象になってしまったという)、それと時同じくして展開されていた同じGoogle陣営のサービス「Google+」の紹介ビデオ映像もシンプルでとても気に入っています。
聞いたところによると、このGoogle+のデザインは以前Appleに在籍していたアンディー・ハーツフェルド氏(例の評伝『スティーブ・ジョブズ』に何度も出てくる。また最近出たDVD『Welcome to Macintosh』
にも登場してMacについて語ってる)が担当しているとのこと。ここ最近のGoogleのシンプルなデザインによる攻めや相次ぐ実験プロジェクトの閉鎖って、Appleの影響を多少なりとも受けているように感じるのは、そんなこともあっての事なのかも、と思ったりとか。そう言えばリンクしたGoogle+の紹介ビデオでキャプチャしているのはMacのモニタ画面ですしね。
2011-12-24 > 音楽とか