連載第5回
2015年4月29日
Sonic Charge「Echobode」プラグインを試す

 Sonic Charge製プラグインの登録ユーザー向けに送られたニュースレターに「Echobode」のAU版が完成したというお知らせを見かけ、リンク先にあった動画を眺めてみて、ちょっと試してみようという気になった。基本的にディレイ。

 紹介動画の中で個人的に一番注目したのは、中央にある巨大なノブ「FREQUENCY SHIFTER」。これまでずっとピッチシフター系で良いプラグインが無いか探していたのだけれど、どれも自分の理想としている物とは微妙に仕様がズレていたり、加工後の音質がまるで使い物にならないくらい悪くなったりで、全然出会えてなかった。でも、この「Echobode」のピッチシフト機能はちょっと期待出来そう。

試用版インストール

 Sonic Charge社のダウンロードサイトからマルチインストーラーを落として、まずは「Echobode」AU版のみインストール。試用期間は3週間。早速作業中のトラックにインサートして「FREQUENCY SHIFTER」の大きなノブを弄ってみると、細やかな扱いにもしっかり追従してくるし(サイズが大きいので、マウスでとても操作しやすい)、変調後の音質も歪んだりせずいい感じ。DPからオートメーションで操作すれば、意図通りの効果が得られるのではないかと期待。「P-S#424」で是非試してみたい。
Echobode