一週間の日干しが終了しました。ちょっと干し過ぎた感もありますが、凡なサラリーマンの宿命というか、自由な時間が取れないままやり過ごし、本日の瓶詰めとなります。
僕の仕上げ方は、梅汁でヒタヒタにしてしまう派(?)なので、捨てずに取っておいた梅汁の入った瓶にそのままドボドボと落とし込んでいきます。これが正しいかどうかは不明です。
無事、瓶詰め完了
左が今年作ったもの。真ん中が2011年、右が2013年製作のものになります。それぞれ微妙に色が違っていて、それが経年によるものなのか、作成時の塩の量のせいなのか、梅自体の出来具合のせいなのか、その辺りを定量化出来れば「フリフリ製法」として均一に出来て良いのでしょうが、あいにく全く興味ありません。
つい先日、一番古かった2010年製作の梅干しを遂に全て食べて尽くしてしまったのですが、その次に古い、見た目にちょっと色が薄い2011年のものはどんな味だろうと思って開けてみて驚いたのは、梅汁がゼリー状になっていたことです。「もしや失敗…腐っていたりするのだろうか?」と、少量を箸に取って恐る恐る口に運んでみると、全く違いの無い、普通に梅干し味でした。
で、全く関係ないのですが、部屋に残っていた瓶が4リットルのタイプで、上の写真のように3分の2ほどの空間が余ってしまったので、「以前作った梅干しも一緒にしてしまおう」と思いました。古いものから食べていけるよう、間に紫蘇を挟んで階層にして漬けるのです。一番下が2015年、中間層が2013年、最上層が2011年となります。
梅汁が交じってしまうことがどのような結果を招く事になるのか。悪貨が良貨を駆逐することになるのか、それとも僕の未だ知らないケミストリーが起こって良い方向に全く予期していなかった仕上がりとなるのか。その答えは最下層に到達するまでの…おそらく、5年後くらい?に判明することになります。生きていれば。
今年は無事完成させることが出来てホッとしています。ただ、リスク分散を止めたことで災害時にこの瓶が割れたら全てがパー。
2015-08-02 > 放談ラジオ