連載第49回
2014年5月4日
iPadでの表示確認(そしてDiet Codaの購入)

 前回はiPod touch用のレイアウト調整を少しだけ進めてみました。当初「ナビ」として「あたま」の下に配置していたナビゲーション部分は、その「あたま」に含めてしまい、少しでも画面を広くすることにしました。さて、その状態のものは、iPad 2ではどのように表示されるのでしょうか?
 まず縦置き、ポートレイトの状態で読み込んでみたものがコチラ(←)。
 画面サイズに対して文字サイズが少し小さいかなあ…とは思うものの、そんなに見苦しい感じでもなさそう。ブログ日記は1カラムなので、縦置きで見るとすれば、せいぜい文字の大きさを修正する程度で、しばらくはiPod touch用のCSSをそのまま流用しても良いような気もします。

 しかし問題はiPad の横置き。ドットは横1024ピクセルと広がり、さすがに横置きでiPod touch用のレイアウトは田舎のジョークのように思えます。それぞれのパーツが大きく(写真の横100%表示はデカくて笑った)、かつ間隔が間延びしていて落ち着かないというか、締まりが無いというか、テキトーに輪をかけてテキトーになっているような…。

Diet Codaを買ってみた

 ところで、MacBook AirのCoda 2上でのプレビューで、iPad の768ピクセルの幅を取ると、ますます作業用のカラムが狭くなって支障を来すようになってきました。外部ディスプレイとしてのiPad の出番です。ただ今回は、AirDisplayではなく、Coda 2の拡張アプリというか、スピンアウト製品というか、同じPanic社の『Diet Coda』を使うことにしました。
 iPad にインストールし、Diet Codaを起動します。その状態でMac側のCoda 2で作業しているウィンドウ下部にある「AirPreview」のアイコンをクリックすると(初回接続時には)数字4桁のパスワードが表示されるので、それを入力すると接続が確立(もちろん無線です)。作業中のプレビュー画面がiPad 側に現れます。つまりこれでMacBook Airの作業画面はウィンドウ分割を多くても4つに減らすことが出来るので、前回のような極端に窮屈な環境からは離脱出来ます。ふう。

 ただこのAirPreviewはオマケ機能のようなもので、Diet Codaは本来、iPad 単体でガシガシとコードを書くためのアプリ。まだ少ししか触っていませんが、「iPad でここまで出来るのか…」と思うくらいの生産専用ツールになっているようです。残念ながら僕はコードを書く人では無いので、夜、横になって、睡眠導入にコードをぼんやり眺める→グ〜〜寝る…というのに活用できそう。いったい何の話をしているのだ、つづく。

あ、なんか然して特筆すべき事もない作業環境の話だけで中身の無い回になってしまった…。