このフリフリサイトはふと思い立った時にM4 Pro Mac miniのSSD内に構築したMAMP PRO環境でのホスト「https://flipflipflip.local/」へバックアップしているのですが、昨日ひさしぶりに(昨年夏から半年ぶり)バックアップしようとしたところ不具合に見舞われました。その解決までちょっと手間取ってしまい、再度遭遇した際に覚えている自信が全くないので備忘録として残します。
WP Migrationでアップロード制限を拡張しようとしたらエラー
データーベースのバックアップやサイトの引っ越しなどで「All-in-One WP Migration」プラグインを使っている人が必ず遭遇する、インポート時の容量制限。このプラグインの無料版を使っている場合、デフォルトではわずか「8MB」しかなく、全く対応できません。そこで、公式サイトが紹介している手動での制限拡張方法があるのですが(もちろん有料版をお勧めされるのだけれど、手動でのやり方を教えてくれているのは親切)、以前までそれで全く問題なかったのに、今回はサーバーエラーが起きてWordPressが動作不能になりました。
何か思い当たる原因はアレかも…
以前は問題なかったのに何か変なことをしただろうか…としばし過去を振り返って、思い当たったのは次の2件。
▶︎macOS Sequoia 15.7.4へアップデート
実は別案件でmacOSに改善してもらいたい問題があるのだけれど、それが直っているかと期待して15.7.4にアップデートしてみたものの、まるでダメだった。ちなみにタホ26にはネガティブな印象しかなくて今のところアップグレードは考えていない。このまま続けると愚痴になっていくのでそれは「僕はApple様が嫌い」カテゴリーで。
▶︎MAMP PROを6.8から6.9へアップデート
ここ最近、CSSを微調整していてそれをiPhoneのMAMP Viewerで確認しようとしたら「ネットワークに繋がっていない」とかいうアラートが出てローカルホストを認識しない。以前は問題なかったはずなのに、自分で何か設定を弄った記憶もない…。ということで、しばらく手を付けていなかったMAMP PROを6.8から6.9へアップデートした。最新版は7.xだけど、ローカルでWordPressを動かしているだけなのでアップグレードは見送り。
さて、上記2件のうち前者に原因があるとしても、自分では設定を何も弄っていないし、今更ダウングレードは出来ないし(それが問題なのだが)、次のアップデートを待つとしてもAppleはタホ26に夢中で期待出来ません。後者に原因があるとしても同様に自分は何も設定を弄っていないこともあり、上書きのマイナーアップデートで何かの設定が書き換えられてしまうことがあるんだろうか…と考え込んでしまう状況。
久しぶりにChatGPTに訊いてみた
自分で思い付くことは全て試してみて、全く改善しないまま半日が過ぎ、代替プラグインとして候補に上がっていた「UpdraftPlus」もインストールして使ってみました。が、半年に1回くらいしか行わないバックアップ作業用途には少し多機能で操作画面も煩雑に感じ保留としました。そろそろ考え込むことにも飽きてきてぼんやり液晶モニタの画面を眺めつつチビチビと飲んでいた珈琲のカフェインの影響で尿意を催しトイレで用を足していたその時、ふと「あ、ChatGPTに訊いてみようか」と思い付きました。早速、上述のhtaccessに書き込んだ5行を示し、サーバーエラーが出ることを伝えてみました(ちなみにChatGPTは無料版しか使っていません)。すると即答で返ってきました。要約すると次の2点をチェックせよとの事です。
原因1:PHPがCGI / FastCGI / PHP-FPMで動いている
原因2:サーバー側で php_value が禁止されている
解決方法として次の3つが提示されました。また最後に、サーバー会社名やエラーログの内容も教えてくれたらよりピンポイントで原因を特定できると言ってきました。
方法①:php.ini を使う(推奨)
方法②:.user.ini を使う(PHP-FPM環境)
方法③:wp-config.php に書く(簡易)※ ただし upload_max_filesize は効かないことも多い
ちなみに方法③は以前に試していて自分の環境では効果無しだったのでスルーして再度、MAMPフォルダに出力されていたエラーログの抜粋と、この問題はMAMP PROの環境下で生じている不具合だと、前回伝え忘れていた情報を加えて質問してみました。するとまた即答で返ってきました。要約すると、
Apacheに mod_php が組み込まれていないため、php_value が使えない
あなたのMAMPはFastCGIモードでPHPが動いている ※FastCGI環境では「php_value」は使用不可。
この回答の字面を見た時、ある記憶が蘇りました。去年、ロリポップサーバーのPHPの設定状況を確認していたとき、PHPをCGIモードで動かすか、モジュールタイプで動かすか…という画面を目にしたことがある、それがMAMPでも設定されているのかもしれん、と。
MAMP PROのPHP設定画面に選択ボタンがあった
早速、MAMP PROの「PHP」というメニューをクリックし、開いたパネルの中にCGIとモジュールの切り替えボタンを発見。その画面をキャプチャし、ChatGPTに「ここをモジュールに切り替えたら上手く動作するのでは?」と訊いてみると、次の回答。
・PHP が mod_php として Apache に組み込まれる
・.htaccess の php_value が有効になる
・今回のエラーは解消される可能性が高い
というわけで、ボタンをモジュール側に切り替えてMAMPを再起動、htaccessファイルに追記してからWordPressをリロードし、All-in-One Migrationのインポートをクリックしたら、無事、希望の容量へ増量されていました。512MB。しかし、どのタイミングで不具合が起きたのかはよく分かりません。結果良ければ全て良し。
無事、8MBの制限を解除出来たので、ひとまずこの時点で公開版ブログのデータを全てローカルに復元。
だがしかし、CGI版の方が便利な気がする…
さて、復元は完了したものの、PHPをモジュール版で動かすと、MAMP内で作成したホストの全てが同じバージョンのPHPになるというデメリットがあります。実は今後、PHP8.xにアップデートしなければならない状況が来ることも踏まえ、テスト用のホストで環境作りをしておきたいと思っていました。そこで、再びCGI版に戻すとして、その場合はどのように不具合対処すべきか、そろそろ無料ChatGPTの使用リミットが来ると思われたので雑談相手を変更し、今度はLM StudioでQwen3モデルを読み込んで、MAMP PRO環境でCGIでPHPを利用する場合のアドバイスを求めてみました。ChatGPTよりかなりレスポンスは落ちるものの、返答は下記。
「これで問題は解決します!」と元気が良いが本当かよ、と目を細めて疑う。まずは疑うべしAIの外面の良さ。今回はまだ試したことがない、最も推薦している「.user.ini」を設定してみることにしました。
Novaで上図のように新規ファイルを作成しコマンドを記入。WordPressを置いているディレクトリ内のトップ階層に「.user.ini」として保存。そしてMANP PROのPHPをCGI版に戻してから再起動。ブラウザでWordPressを読み込み、「All-in-One WP Migration」のインポートを見てみたら、無事に512MBとなっていました。htaccessと違い、「.user.ini」はWordPressで上書きされることも無さそうで、再設定する必要が無くなるのならストレスフリーです。ただ、自分で設置したこと自体を忘れる懸念があるので、今回記事にまとめました。
後日、PHP8.xにアップデートして、もう更新の止まったプラグインを利用している現状の自サイトWordPress環境が問題なく動くのか?を試してみたいです。
2026-02-22 > VPS&WordPress引っ越しメモ



