連載第41回
2013年4月22日
LaCie LCH-LB2TTBをバックアップ用に購入

 端っから回転系HDを信用していないからFusion Driveの解除を目論んでいる…と予告しておきながら、SSDを気軽に購入出来るようになるまでもう数年待たなければならない状況には変わりないので、大切なデータの幾重ものバックアップ用の1つとしてLaCie Little Big Disk Thunderbolt 2TB LCH-LB2TTBを新規購入しました。
 これは以前購入した、SSDを2台内蔵しているLaCie LCS-LB240TBの使い勝手がかなり良くて気に入ったため、それと全く同じ仕様の大容量のものが欲しくなったというのが理由。2.5インチの回転系HDではあるのですが、SSDでは2台合わせて240GBだったのが、本品では1GB×2台の計2TB。余裕でアレやコレなんぞもバックアップ出来ます。もちろんThunderbolt経由です。

 あ、ちなみにiMacの内蔵Fusion Driveは既にSSDとHDを分離して別個の「物理」ボリュームとして快適に動作中です。出荷時に標準設定されていたFusion Drive「論理」ボリュームを解除するのが少々面倒でしたが、これで気分スッキリ、いつ回転系HDの方が壊れてもSSDが悪影響を受けることは無いハズ(たぶん)。ちょっと文章が長くなりそうなので、Fusion Drive解除ネタはまた後日。


で、やはり分解してしまうのでした

 ThunderboltでiMacと接続し、デスクトップにマウントしてからディスクユーティリティで見てみると、出荷時にRAID設定されているのが確認できます。で、すぐさまそれを解除してしまいます。自宅では回転系HDをRAID設定して高速に使うというような状況は皆無で、単にバックアップ用途なら別々にして管理する方が慣れているからです。ちなみに回転系HD 500GBを2台積んだ半分の容量のLaCie Little Big Disk Thunderbolt 1TB LCH-LB1TTBもあって悩んだのですが、回転系は多重バックアップの1つとして考えているので2TBをチョイスしました。ちなみに500GB×2台バージョンの方は7,200rpmだそうです(未確認)。購入した1TB×2台の方は5,400rpmです。

 さて、ケースの大きさも同じ、使い勝手も同じ、ということは分解しても回転系HDを除いて中身の仕組みは同じなのだろう…とは誰もが予測出来る事、ということでやはり分解してしまうのでした。

シーゲイトだけどサムスン!

 分解手順は以前と変わらずとても簡単、これは予想通り。中身は「もしかしてWDかなあ」と思っていたのですが、出てきた回転系HDはSeagate…というか、どちらかというと「SAMSUNG」という感じです。おそらくサムスンが製造してシーゲイトブランドで販売されているドライブ…だと思うのですが、しかしサムスンどこにでも出没しますな。


 
 新しいiMacの内部ストレージは128GB SSDと1TB HDという構成なのだけれど、当然全部使い切るわけでもないし、それらのバックアップはまとめてこの1台の1TB HDで十分でしょう。なのでもう1台のHDは外し、替わりに別のSSDを用意して合体。この外付けケースは「音楽作業用SSD+バックアップHD」という組み合わせで使うことにします。フリフリのThunderbolt大作戦、いよいよ大詰めです。