連載第41回
2022年8月23日
MacのメニューバーにCD/DVDのイジェクトボタンを設置する

もう最近では滅多になくなったのだが、買ってきたCDをリッピングする際、ディスクの出し入れを行うのに、マックのメニューバーにイジェクトボタンがあると非常に便利である。2018年型のMac miniなので、光学ドライブは外付けで、長めのUSBケーブルを伝ってちょっと手の届かない場所に置いてある。結局立ち上がって移動し、手でトレイからディスクの出し入れをしなければいけないのだが、やはりメニューバーにイジェクトボタンがあると、マックからトレーを排出させておいてそこにディスクを置いたり取り上げたりするだけなので、ドライブ前面にある開閉ボタンを押す手間が省ける。まあ、あまり変わらないけれど。

しかしこのイジェクトボタン、デフォルトではメニューバーに表示されなくなって久しい。Mac miniをMojaveにダウングレードしてもメニューバーには表示されていないので、その表示方法をメモ。いつもその方法を忘れてしまうのだ。

フォルダへ移動
「/System/Library/CoreServices/Menu Extras」

Finderで「/System/Library/CoreServices/Menu Extras」と入力。

日本語OSなら上図のように日本語のパスになる。

図の場所にある「Eject.menu」をダブルクリック。

するとメニューバーにイジェクトボタンが表示される。クリックすると接続されているドライブの名称が表示される。ドライブを複数接続している場合は目的のドライブを選択する。

マウントされたディスクの取り出しはタイトル名を選択する。

というわけでイジェクトボタンを上記のような手間をかけて表示させるしかないようにしてしまったApple様が嫌いである。