まわるフリフリのフリ
フリフリのMac mini ミニ大作戦!

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フリフリのMac mini ミニ大作戦! ― 連載第4回

ミニ分解【メモリ換装編】

2005年5月17日  

 大人が使えるマシンにするため、まず始めにミニのカスタマイズの中で最もポピュラーな「メモリ交換取り付け」をレポート。ちょっとした勇気があれば、誰にでもできちゃうお手軽グレードアップ。

 先にコメントしたとおり、Mac mini は注文した時点でメモリ1GB、内蔵HDは80GBの5,400rpmに換装、と決めていたので、箱から取り出してとりあえず電源ケーブルとモニタケーブルをつなぎ、ちゃんと起動することを確認した後、最初のセットアップ画面が出て来たところで電源ボタン長押しにて強制終了。直ぐさま問答無用のバラしに突入。
 バラしの時はまず本体に傷がつかないよう、やわらかい生地のクッションなどを当てた作業台を用意する方がベター。僕は近いうちに手放す可能性があるアイテムは丁寧に取り扱い、外観を損ねないよう気を使うけれど、このミニは将来も手放すことは無い気がする。ずっと置いておいても邪魔にならないコンパクトさだし、売却するとしても元が安いから大してメリットもないしね。なので今回はそんなに神経質にならず、撮影バック用に買ってきた厚手の白色カーテンをそのまま下敷きシートに。

 次に使用する工具を用意。前回紹介した「お好み焼き用ヘラ」に加え、超精密ドライバーセット、先の細いピンセットを用意(ピンセットは今回のメモリ取り付けには必要なし。クロックアップ作業用)。しかし「お好み焼き用ヘラ」は異彩を放っている‥。

 それでは早速作業開始。まずヘラを手にしたら、正面にぴったりの隙間があるので、おもむろに差し込みます。

 ここでいきなりボケを放つ意味があるのかはさておき(真似しないように)、静かににミニを手に取り裏返して、ヘラを差し込めそうな隙間を探す。しかし冒頭で突然ふざけると、この後につづくレポートの信憑性を著しく失うよなあ。いや、ここからは真面目。

 購入したミニは右側はキツく閉まっていて、左側にわずかな隙間があったので、そこをめがけてヘラの角をジワジワとゆっくり差し込んでいく。最初はかなり緊張するだろうけど、先っちょ入ったらもうどうにでもなれ、って感じになる。後はイキオイで。

 すでに分解を試みている数多くのユーザーがその様子をネットに公開しているけれど、ミニにも個体差があって全くヘラを差し込む余地のないものもあるらしい。そういう場合、最初に何とかテレフォンカードの類を2枚挿し込んでおき、2枚の間をガイドにしてヘラをジワジワ差し込んでいく、という秀逸なアイデアで対応している人もいました。なるほどねー。

 角が入ったらゆっくりヘラ全体を水平に奥に突き当たるまで差込み、テコの要領でグニャ~っと外側に倒してやる。

 「パキン!」と音がして爪が外れた感触を得たら、さらにグニャグニャとヘラを動かしてある程度浮かせてしまう。片側がある程度持ち上がったら、反対側は隙間がピッチリ埋まってしまうので、正面に移動。正面も同じようにグイッとこじ上げる。

 だいたいこれくらいまで持ち上げておく。

 次は右側へ移動。ここまで来たら後は繰り返し。右側も同じように持ち上げる。最初よりは楽に持ち上がるハズ。最後の一辺ですばい。

 いやあ、ここまで来ました、お疲れさんでした。しかし、ここまでピッチリ嵌め込む設計にしなくても‥とは思う。続けてグイグイグイ~っと蓋と本体を引き離していく。

 いや~、めでたいめでたい。見事蓋を取り外せた。個体差・個人差あるだろうけれど、ここまで慎重~にゆっく~り作業して、多く見積もって10分以内ってとこ。

ヘラとこすれて傷くらい付くかな~と思っていたけれど、外蓋のアルミ部分は意外になんともなかった。全く傷も付かず満足。んじゃ次はメモリ!

 今回注文したMac mini には、BTOで無線関係のオプションを取り付けたので、本体側を見てみるとAirMac、Bluetoothのアンテナが取り付けられている。ちょうど正面向かって左側にメモリスロットがあり、その上に覆い被さるようにBluetoothアンテナモジュールがある。

 モジュールからロジックボードへ伸びているケーブルは、オレンジのテープで固定されているので、まずそれを剥がしてから、アンテナを指でつまみ、グイグイと引き抜く。写真では分かりにくいが、モジュールは2本の爪がマウント側にある穴にはめ込まれている。なので、元に戻すときはこの穴に爪を差し込めばよし。

 メモリの取り外しは従来通り。両端を固定している爪を押し倒すと持ち上がるので、そこから指でつまんでグイグイと上に持ち上げ取り外す。ちょっぴり固くて指が痛いが、我慢。

 出荷時に装填されていた256MBメモリはHynix製のチップだった。換装する1GBもHynixチップなので問題ナシでしょう。

 取り付けはメモリにつけられたスリットを目印に、本体側スロットに合わせて押し込む。浮いているとメモリを認識しないので、両端の爪が元通り閉まるまでしっかり装填。

 メモリの換装なら簡単ですな。無事換装が終わったら、念のため蓋を閉めるまえに電源・モニタなどを接続して、ちゃんと起動しメモリを正確に認識するか確認しておくべし。動作確認が取れたら蓋をはめて元に戻すんだけど、今回はこのまま引き続きハードディスク換装に移る。次回は「ハードディスク換装」。