まわるフリフリのフリ
フリフリのMac mini ミニ大作戦!

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フリフリのMac mini ミニ大作戦! ― 連載第6回

Mac mini 、2ヶ月使ってみた

2005年5月29日 

 メモリを1GB、内蔵HDを80GBにグレードアップしたMac mini 。4月上旬から使い始め、だいたい2ヶ月弱たったところ。果たしてメインマシンとして上手くやっているのだろうか?とりあえずご報告。

 前回までのMac mini 分解レポートいかがでしたか。自分でメモリ交換してみようかな~、と考えている人の参考になれば幸い。
 ところで最近の販売調査によると、ミニの売れ行きはiMac G5 と比べそれほどでもないようでとても残念。でも、それも仕方ないかもしれない。分解していて感じたのだけれど、たかがメモリ交換にこれだけ「勇気」が必要なのは如何なものかと思う。ミニの立ち位置からして、デザインを優先するよりアクセスの容易さを優先して、ここは是非「蓋はネジ留め」に変更していただきたい所存。

超コンパクト静音マシン

 ミニが届いた週末(4/2)にようやく電源を入れ、ちゃんと起動するかチェックはしたものの、個人情報入力&セットアップする前に分解するなんて、まあ、あんまりこういう人はいないと思うけれど、やっとこさデスクの上に置いてモニタ繋げてネット繋げて3分後の感想はズバリ、「静かだ‥」。爆音で悪名高いG4 MDD(静音ファンには換装してあるが)を使ってたんだからなおさらだろうけど、ミニの静寂さはそれだけで既に価値がある!

 そしてこのコンパクトなこと!普通、打ち込み用鍵盤の上には、キーボードを載せているものだけれど、Mac mini の場合は本体が載ってしまう。愛用しているアップル拡張キーボードより小さい。

 というわけでまずは簡単に足回りを補強したミニの静けさに感激しつつ、これまで約2年間使ってきたPMG4MDDの作業環境から置き換えることが可能だろうか?と実用面に視点を移す。気になるのは具体的に次の2点。

Mac mini 気になる2点

  • ビデオ性能が使用に耐えうるか
  • ディスクの速度低下が作業に支障を来たさないか?

まずは問題ナシ?

 むか~し互換機を使っていた頃はビデオカードの性能によって、画面表示のスピードが劇的に変わったもので、作業環境の向上に高性能ビデオカードへの換装は必須だった。ミニが搭載しているチップはATI Radeon 9200(32MB DDR SDRAM、AGP 4X対応)。G4 MDDはATI Radeon 9000 Pro(64MB DDR SDRAM、AGP 4X対応)。ミニのスペックが発表されたとき、一応23インチのシネマディスプレイをサポートしていると知って安心したものの、この広大な表示領域にいくつものウィンドウをもたつくことなく描画できるのか不安だったのだが‥。
 実際にウィンドウを掴んで激しく動かしたり、ブラウザで画像バリバリの派手なサイトを表示させスクロールさせてみたのだが、ほとんどG4 MDDと感触は変わらない。2年も経っているんだから当たり前かとも思うけれど、値段が6分の1と考えるとショック甚だしい。

 ただし、グラフィックカードの32MBという小さなメモリがスポイルさせているのか、MacOSX10.3の目玉でもある「Exposé」はもたつく。例えばF9を押して開いているウィンドウを全部画面に並べようとすると、途中のアニメーションはコマ落ちしてる感じがする(↓)。ま、でもそれくらいで特に問題なし、合格!

 ディスクの挙動はどうかというと、4,200rpmのタイプを使ったことがないので比較できないけれど、以前G4 MDDで使用していた7,200rpmのものと比べてみて、当サイトを作成する際に使用するPhotoshop CS、ImageReady CS、GoLive CS の連携作業では、数字の差ほどパフォーマンスの違いは感じられなかった。Photoshopを使うと言っても印刷レベルなんてものは扱わないし、せいぜいデジカメ画像から百数十KBの圧縮画像を作るくらいだしね。問題は趣味の音楽制作時のパフォーマンスなんだけれど、この場合ワークスペースとして内蔵HDは使わない。MacOSX と作業領域とパーテーションを区切れば良いという問題でもなく、実作業は外部HDで行います。なのでこれはまた別の機会に報告。

 ただ全体的に、ここぞ!という時の底力というか馬力というか、そういうニュアンスの部分ではやはり若干の非力さを感じる。アプリケーション切り替え時に起きる、ちょっとしたパフォーマンスの低下があったときはやはり、デュアルCPUでないことやキャッシュ容量の少なさを理由に負けを認めてしまうんだな。まあ、仕方のないことだけど(そんな時は値段を思い出して納得する)。

ベンチ計測で納得しておく

 ではここでXbenchを使ったベンチマークテストの結果をMDDとの比較で掲載しておくので、目安にどうぞ。

 しかしですね、世の中には自宅での趣味にPCを使っている人でも、凄くヘビーな使い方をしてる場合もあるわけで。例えば好きなテレビドラマを大量に録画してたり、自作映像作品を編集してレンダリングしてDVDに焼いているとか。僕のようなライトな道具として満足している人間以外には、あまり参考にならないレポートなのかもね。

 さて、次回のテーマは『奥様も大喜び、ミニの電気代削減効果!』。あなたが将来のエネルギー問題を気にかけている類の人なら、Mac mini は絶対選択肢に入れておくべし。本体安けりゃ、電気代も安いぃ。つづく。