連載第11回
2015年11月11日
1−1:ユーザーインターフェース

 遅々として進んでいないのだけれど、遅々と進めます。教本のMODO701と実際のMODO901とでは、当たり前だけどUIの小さな変更があります。初期作業画面の各エリア毎の詳細・過去バージョンとの差異はこちらのサイトに簡単にまとめてありました。

添付チュートリアルも良さそう

 合わせて、MODO起動時に表示されるチュートリアルも進めることにしました。左上の「ナビゲーション」をクリック。

 「ファイルを読み込む」をスキップして、ビューの回転「解説ビデオを見る」をクリック。

 真面目にビデオを見て分かったのは、第9回に書いたトラックボールの設定、実はビューポート(マウスでグリグリやる3Dビューの事)の右上にあるプロパティボタンからもアクセス出来るのですね。こちらの方が早いです。試してみると、初期設定メニューで指定したものより優先される模様。

ビデオカード問題

 さらに教本を読み進めて、ビューポートでのシェーディングスタイルについて。実作業を行うにあたり、見やすいようにシェーディングを切り替えるのですが(ビューポート左上)、起動時はデフォルト&Ray GL OFFになっています。しかしこれを「Advanced」にすると、すごく重たくなる。Ray GLもONにするとレンダリングに近い表示をしてくれるのですが、描写に時間がかかります。下図はRay GL Fastの場合。

 下図はRay GL Fullの場合。いずれにせよ、いくらMac Proとは言ってもビデオカードの優劣によって快適さが変わるようです(現在、電気代節約のためGeForce GT 120 512MBを使用中)。ただ自分はヘナチョコ初心者なので、今のところデフォルトで十分、全く不満はありません。

パイメニューがSpotlightとバッティングする

 ビューポートの表示をパースペクティブから上面・右面・カメラなどに切り替える際、通常なら「⌃+スペース」でパイメニューを呼び出すと早いのですが、ご承知の通りこのショートカットだとMacOSXの場合はSpotlightが呼び出されてしまいます。対処方法は下記のFAQにあるのですが、しばらくは変更はせず、左上のメニューからちまちまと切り替えることにします。

 ひとまず教本1−1はこれで終わり。次回は1−2:車輪付きオモチャ箱を作ってみよう!