連載第16回
2012年4月9日
Godot(ゴドー):fuzz&flip合作2作目その2

 前回からまたしばらく時間が経ってしまいました。しかし「ゴドー」は続きます。なにせ僕も大いに気に入っている曲なのです。ところで今日、『クリスマスのその夜に』という映画を観てきたのですが、そのエンドロールで流れる歌のバックでピアノがとてもイイ感じで鳴っていて聴き入ってしまいました。ハイファイな音ではなくて、どことなく古めかしい感じの音で、最近の映画音楽で言うとジョン・ブライオンが好んで使うピアノの音色とか僕は大好きで、あんな音を響かせる古いピアノがある部屋に住みたいなあ…と憧れているのだけれど、土台無理な話なのでMacを使って作るのです。ちなみにジョン・ブライオンが音楽を担当している映画と言えば、代表的なところで『マグノリア』『エターナル・サンシャイン』『パンチドランク・ラブ』『脳内ニューヨーク』などでしょうか。これらのサントラCDは全部持っています。そうそう、ジョン・ブライオン自身のソロアルバム『Meaningless』があるのですが、それはもう廃盤になっていてほとんど入手不可能なんじゃないかと思うのだけれど、ちゃっかりそのCDも持っていたりするのは当然です。どうだ、羨ましいだろう。


Godot ― ゴドーAパートピアノ案出し ―
Godot ― DEMO / SAMPLES ―
flfl.me

 そんな感じでゴドーのAパートでも何となく古めかしい感じのピアノに登場願おうかなと思った次第です。音源はいつものようにpianoteq、そのままだとクリーン過ぎて雰囲気が出ないので、隠し味で3つばかりプラグインを通しています。つづく。