連載第108回
2020年4月14日
P-S#424:Ozone9.1導入後のマスタリング作業その1

約2年半振りの作業再開

前回の投稿から約2年半振りにprojectを開いた。きっかけは世界的なコロナ危機による自主的な自宅隔離状態と、それによって生じた緩慢な時間の流れの有意義な費やし方をアレコレと考えた結果なのだが、端的に言えばMOTU DP10へのアップグレードとOzone9.1の導入である。

1.各セクション毎のマスタリング

Ozone9.1の使い勝手を知るため、まずは各セクション毎にプラグインを挿してパラメーターをセッティング。自動設定に任せたり、プリセットから手動で調整したり、不要なモジュールを外したり色々。WAVESのマキシマイザーを使うよりは細かいところに手が届いて良い。

2.トータル1時間に尺調整

あえてカテゴライズするならドローンに分類されるのだろうが、なるべく展開のある構成にしたい。持続するパートが長いと冗長になるので、ここはカッチリと1時間に収まるよう、セクション毎に見直した。

尺調整トラック

3.wavファイルで書き出し

24ビット48Kで1時間のwavファイルで書き出すと、1.04GBになった。ひとまずこれをiTunesに読み込んで、ひたすら繰り返し聴くことにする。