連載第2回
2015年1月2日
Pluggo & LSR audio & minimoog V & Komplete9 インストール

 引き続き作業環境を構築中。一気に仕上げるのは面倒なので、その時必要になったものから順に揃えていくという何とも牧歌的な進行状況。そのメモ。

Cycling ‘74 Pluggo

 まだMacOS9を使っていたMac互換機時代に、初めて海外からクレジットカードを使って直接ネット購入したのが、オーディオ・プラグインのPluggo。国内販売されているのはどれも高価だったし、まだオーディオのプラグインというものがどれくらいの効果があるのかも分からなかった時に、一番安価だったという理由でチョイス。とっくの昔に開発完了品で(©2006が泣ける)、使用頻度も限りなく少なくなったが、何故か今作業中の『P-S#424』で使われていたので、インストールしておく。ちなみに手元に保存してある3.6.1はインストールに失敗するので、3.6.0を使用。
pluggo360_1
 認証は昔ながらのチャレンジ&レスポンス方式。iLokへも移行出来るけれど、とりあえず現状のままCycling’74のオーソライズページからPluggo3.5のリンクを辿り、レスポンスコード発行の申請。
pluggo360_2
 2日後くらいにメールでコードが送られてきたので、Authorize Pluggoに入力して認証完了。Pluggoは「どこでどう使うんだ?」というような訳の分からない大量のプラグインを内包しているので、使うものだけDPの環境設定でチェックを入れて読み込む。

LSR audio

 LSR audio。非常に小さいメーカー(個人?)だと思うんだけれど、開業当時にネットで紹介されている記事を見かけて試しにいくつか購入した中で『WARMultipress』という真空管を模したマルチバンドコンプが個人的にお気に入り。曖昧な「温かみ」「歪み」なるものを加えてサウンドに生命力を与えるプラグインは数多くあるけれど、耳に痛くなる寸前に一瞬だけ現れる「豊潤なアナログ感(これも非常に曖昧で観念的だけれど)」を一番分かりやすく得られるアイテム(と思う)。最新版の1.2.0をインストールし、ライセンス・マネージャーからオンライン認証。が、実はこの認証が後何回残っているのか覚えてなくて不安。
LSR_WARMultipress_1
 DPからオリジナルプリセットを保存しようとしても警告音が鳴って出来ない場合は、下記のディレクトリにフォルダを作成する。始め親ディレクトリが「LSRaudio」「LSR audio」「LSR」か分からなくて悩む。
Macintosh HD>ライブラリ>Audio>Presets>LSRaudio>WARMultipress

Arturia minimoog V Original

minimoogV_1
 数年前、Arturiaがmoogの商標使用権が切れる前に配布したフリー版。モニタースピーカの位置合わせをするのに発信音(A440)を鳴らしたくてインストール。発信音だけならDPに付属のチューナーにも搭載されているけれど、それは三角波っぽい音色。なのでバリエーションとしてサイン波に近い音色のminimoog Vの方も欲しいなと思った次第。ただ、ソフト音源としてはもう使わない。

NI Komplete 9 Ultimate

 個人的にGuitar Rigが気に入っているのと、Kontaktでホーンセクションの音源を試してみたかったので昨年9へアップデート。世間では一般的に使われているのであろうMassive等のソフト音源は全く使わないのでチェックを外しておく。
NIKomplete9U_1
続けて「Molekular」というマルチエフェクターと、クリスマスに限定フリーで配布されていた「Replika」というディレイ・プラグインもインストール。