先月6月24日だったか、MOTUからDP9がリリース。アップグレードは日本代理店のハイレゾリューション経由だと税込みで29,160円と結構なお値段。ほとんど「テープレコーダーの代替」としか使いこなせていない僕が、今回のDP9に付属してくるプラグインと、極僅かな機能向上、未だ解消されず従来から引き続きオマケで付いてくるバグを天秤にかけて、アップグレードする価値があるか否か?と熟慮の結果、今回、早急にアップグレードする必要は無いと判断。しばらくスルーを決め込むことにした。
個人的にはMX4や新プラグインの追加無しで、きちんとバグを潰し、その他の便利機能を追加しただけの無償マイナーアップデート(DP8.5とか)でユーザーを大切にする態度を見せてはくれまいか…と勝手に思っていたので、今回のメジャーアップデート内容は少々残念(身勝手だけど)。例えばSpectral displayなんて、アドビのプレミアだったらその画面上で不要なノイズを消したりすることも可能なのに、ただ表示が流れていくのを眺めていても…という感じ。まあ、Windows版に手を広げたり、社内でも色々ビジネス構造が激動しているのだろうとは思うので、次回のメジャーアップデートに期待(おそらくまた2年後)。
浮いたアップグレード費用を何か他の、例えばプラグインとかソフト音源等に回すほうが有意義かなとも思ったけれど、近年その方面の所有欲がほとんど無くなってしまった。時折、期間限定で無償配布されるプラグイン情報等がTLを流れてきても、また管理に手間がかかるのが面倒で、今は全く食指が動かない。最後に追加したのは、5月末に購入したSonic Charge「Echobode」で、かなり珍しいケース。
2015-07-18 > Plug-Ins & Apps