連載第102回
2015年10月19日
火傷にはKIP PYROL(キップ・パイロール)

 つい先日、イベントに出掛ける前の腹ごしらえをしようとお湯を沸かしていたところ、そのグツグツと煮えたぎった熱湯をうっかり右指先全体にぶちまけてしまいました。すぐに水道水で冷やしたのはもちろんなのだけれど、10秒もしないうちに次に取った行動は、キップ・パイロールを塗りたくった事です。

 昔々…とは言っても上京してからのことですが、「火傷にはKIP PYROLがメチャクチャ効くよ」と東京で出会った人に教えられ、初めて耳にしたその奇っ怪な名前が強く印象に残りました。実際、数年に一度は起こしてしまう軽度の火傷で、幾度このキップ・パイロールに助けられた事か。

 水で冷やしただけならその日一日がジンジン来る強烈な痛みで台無しになったであろうに、この薬のおかげで痛みは最小限に抑えられ、しかも水膨れすることもなく(ちょっぴり赤くなって皮膚が萎縮した状態は残りましたが)、でもこのブログを書いている今は全然痛みも消えてさっぱりです。ちなみに写真のケース外観から分かる通り、確実に購入後10年以上は経過しているのだけれど、見事に機能。頼れるナイスガイです。

 残りを完全に使い切らないような人生を送りたいものです。