まわるフリフリのフリ
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フリフリのThunderbolt大作戦! ― 連載第8回

Logitech Wireless Solar Keyboard K750 for Macを試している

2012年5月3日

 ケーブルを極限まで減らしたい…そんな欲求に突き動かされて彷徨い始めたThunderbolt大作戦。元来僕はケーブル・配管フェチという妙な嗜好があるようなのですが、あくまでそれは鑑賞に限った事であって、さすがに自身の生活環境をケーブルまみれにしたいとは思いません。ケーブル邪魔。この気持ち、おそらく世界共通なのではないか。例えばスウェーデン発イケアのこのCM動画を見ても、如何に我々が普段から床を這い回るケーブルを疎ましく感じているか知れるというものです。おっとしかし、Thunderboltは有線WIREDです。しかしケーブルを少なくしたいと思うのなら無線に出来るものから置き換えてゆきたい。そんなわけで、3月にLogitech Wireless Solar Keyboard K750 for Mac(白)を購入し使い始めました。

ありそうでなかった明快なコンセプト

 この製品は去年、どこかの海外テック系サイトのレビュー記事を見かけたて知ったのですが、ワイアレスな入力デバイスこそ今ではもう珍しくはないものの、太陽電池により常時バッテリーを充電しながら使用継続でき、しかも室内光であっても十分な光量があれば充電するらしい…とすれば、あの不毛な電池交換やアダプターを介す充電作業の手間が省けるのか…。それが確かなら是非使ってみたい、欲しいぞ、と思いました。個人的にこれからの時代は「自給」可能なものはとことん取り入れてゆくべきと考えていて、僕等の生活レベルで言えば太陽光発電はまず最初に思いつくモノ。しかも日常用途の小さな弱電デバイスこそ、真っ先に置き換えてゆける分野でしょう。日頃セコセコと繰り返し使い回す感覚が僕には染みついているのですが、このK750はまさにそこを突いてきました。

使用感はどうか

 ここ数年間に産み出された幾多のAppleプロダクツの中で、実はあの薄型アルミキーボードは僕の中で非常に評価が高く、それまで十数年愛用してきたメカニカル機構のApple拡張キーボードIIを置き換えることを躊躇わせなかったくらい秀逸な出来映えだと惚れ込んでいるのですが、一つ残念な点はワイアードであること。狭い机上でUSBケーブルを取り回すことが、小さなストレスを生み、それが積もり積もってイライラを起こすことが多くなりました。そこで普通にApple純正のワイアレスキーボードのチョイスも考えたのだけれど、音楽制作で使うには効率良くショートカットを繰り出す為にどうしてもテンキーが必要なのです。ワイアレスなテンキーを追加購入するのも費用がかかるし、手首の動きはキーボード一体型に慣れています。そこにタイミング良く登場したのがこのK750というワケ。

 本体は薄型で、キー配列はUSなので普段からUSキーを使っている僕は問題ありません。背面には足が折り畳んであるので、それを立てることで傾斜をつけられます。若干キーの大きさが違うせいか、当初は指がミスタッチしていましたが最近はもう慣れてしまいました。CAPSキーはLEDが省略されているのでパッと見では判断できません。タッチ感は、これはもう人それぞれで好みがあるので何とも言えないけれど、現行のAppleキーボードに慣れている人であれば、時間が経てばそのうち慣れちゃうでしょう…程度の違い。ちなみに本体は銀色をしているけれどプラスチック製、でもバッテリーを積んでいるので重さはそこそこあります。次回は導入最初に戸惑った事や、専用アプリなどについて書いてみます。