連載第110回
2016年2月28日
仮想化ソフト「Parallels Desktop 11 for Mac」にWindows8.1をインストールしてみる

 前回からの続き。Parallels Desktop 11 for Macをインストールし、そのまま続けてWindows8.1のインストールを試みたのだけれど、どうもうまくいかない。

 言われるまま、普通にDVDドライブへインストーラー・ディスクを挿入し、自動検索をクリックしたのだが…しかし、全然ディスクを認識しない…。

 アレコレ試行錯誤しても解決出来なかったので、初心に戻り一旦Mac Proの電源を落としてから、起動SSDを除く全ての内蔵HD・SSD各種を撤去。
 Mac Proを再起動し、アプリケーションフォルダにインストールされたParallels Desktop 11 for Macを起動したら…。

 ようやく無事に認識されました。続行をクリック。

Windows8.1の仮想マシンへのインストール

 「続行」をクリックすると、Windowsのプロダクトキーを入力する画面に遷移するので、それを入力。

 どのような用途で使用するのか選択するのですが、これはインストール項目内容をカスタマイズするという意味なのでしょうか?よく分からないのですが、とりあえず通常業務用に。

 よく分からないので取りあえずデフォルトで表示されたまま、「書類」フォルダ内にParallelsフォルダを作成し、インストールすることにします。

 上図の警告はちょっと分かりにくいけれど「Parallels Desktopをインストールしているボリュームを外すな」という事。今回は外付けHDなどを使用せず、内蔵の起動ディスクにそのままインストールしているので問題ないかと。今後メッセージを表示しないにチェック。

 インストールが始まりました。

 ここでイキナリ画面がフルスクリーンになってちょっと驚く。右上にインストール完了の告知が出てますが、15分ほどでした。

 ここからさらに、また以前のようなセットアップ作業が続くのか面倒臭いな…と思っていたら、意表を突いてアカウント設定済みで起動(↑)。なるほど、ネット越しにメアドとシリアルで紐付けられているのですね。

 そして唐突にデスクトップが出現。しかもフルスクリーンで。これは分かりにくいというか、OSX上の仮想マシンという感じがしません。

 まだ全然慣れていないので、アチコチいじっていたら上図のような画面に。El Capitanの壁紙をバックにWindows8.1のスタート画面という不思議。

 さらにアチコチいじりつつ、デスクトップのメニューバーにあるパラレルのアイコンをクリックし、「表示>ウィンドウ」を選ぶとようやく下図のような分かり易い状態になることが判明。これだと、仮想マシン内のWindowsという感じがします。

 これでひとまず仮想化ソフト「Parallels Desktop 11 for Mac」「Microsoft Windows 8.1」をインストールするという目的は達成しました。長くなったので今回はここまで、しばらく使ってみての所感はまた次回にでも。

 環境設定でいろいろ調整できるみたい…というところしか分かっていません、今のところ。