連載第57回
2014年5月19日
WordPressの記憶をひねり出す、レッスンブック再び。

 前回まではMacBook Airのローカル作業環境を整えました。今回からは、以前作成した試作品モックアップを実際にWordPress上で再現させるための組み立て作業になるのですが、残念ながら、やはり僕はもうすっかりWordPressの事を忘れているようです。
 何となく、ページのパーツ毎(ヘッダー&メイン&フッター)に構造を書いていって、それを合体させたものが基本レイアウトの1ページ単位となり、それがブラウザに表示される…というような事は覚えているけれど、記事や日時のデータを引っ張ってくる時のテンプレートタグとか、一定の条件で分岐させる場合の文法とか、全く覚えてません。また最初の振り出しに戻って、まずは辞書的なものが必要です。そこで2年半前、当ブログ制作時にとてもお世話になった教本を再び押し入れの奥から引っ張り出してきました。

『WordPress レッスンブック 3.x対応』

 以前にも紹介したのだけれど、この教本のイイところは「まっさらの白紙の状態」からチマチマとブログの各パーツを組み込んで行って、うまく行けばブログっぽいものが出来上がるという学習構成にあります。ホレご覧あれ、最初のテンプレートとして提示されているのが、中身の無い全く白紙状態のindex.phpなのです(↓)。
 その他の教本のように既存のテーマを改造してゆくのではなく、ゼロからチマチマ作り上げて行くのがすんごい面倒くさいのですが、基本の仕組みから知りたいと思った僕の性に合っていたのですね。でもすっかり忘れていては意味無いんだけど。

これまでの反省点

 初心に戻り、これからまた新しいブログ日記をゼロから組み立てて行くに当たり、当ブログ(flipflipflip.com)を2年半ほどWordPressで運営してきて感じた反省点を挙げてみたいと思います。

 1.サイト内検索したいよね、やっぱり。
 2.タグは、細かく付けておくと自分でも便利な気がしてきた。
 3.シンプルを心がけたつもりだけど、現状でも複雑にしすぎた感アリ。

 反省点1&2は共に「投稿記事数がこれだけ増えるとは考えていなかった」ところに原因があります。応急の対処方法としてはサイドメニューを増設するとかありそうですが、でも基本的にこれ以上パーツを増やしたくないし、当ブログを訪れるほとんどの読者はキーワードをググって直に該当記事へアクセスしているのだから、サイト内を無駄にアチコチ歩き回ることもないだろうということで細かなメニューは不要と考えます。その流れで、可及的速やかに読者が知りたいと思っている記事へ、キーワードで即到達出来るよう、サイト内検索ができるようにしておくのは親切だと思いました。自分も利用したいし。

 同時に、単独の記事毎に細かく「タグ」を付与しておくのは自分でも便利かもしれないと感じ始めました。例えばMac Proのカスタマイズに関連した記事をまとめて参照したい時など、より便宜を図る仕組みだと思います。自分も利用したいし。

 反省点3については、ブログを少しずつ改良(?)したり、もの珍しさでプラグインをテストしてみたりした時の残滓など、今となっては不要なモノが内部のアチコチに散見されるのがとても残念…というもの。今回は「自分のブログには必要ないもの」が以前より明確になっているので、シンプルさをさらに追求し、綺麗サッパリしたいと思います。つづく。

今回も特に進展の無い内容となってしまいました。とりあえずレッスンブック再読します。ちなみに紹介した教本は全7章に分かれているのですが、僕の場合は4章+αまでで必要十分なようです。以前も後半はほとんど読んでいません。