連載第21回
2012年5月1日
ユレル:fuzz&flip合作3作目その2

ユレル ― 素材トラックA・B・C ―
ユレル ― DEMO / SAMPLES ―
flfl.me


 そして前回のデモに使われていた各トラックをバラで送ってもらいました(↑)。その際、@fuzz244さんからは「ゆるふわな感じで」というコメントがありました。ゆるふわ…。う〜ん、ユルフワな感じとはどういうものか、語感からして何となく雰囲気は分かるけれど、もし自分が想像するユルフワ感というものがアレだとしたら、それはかなりハードルが高いというか、たぶん僕が苦手としている分野なのではなかろうか…。つまり、物凄く悩んだわけです、前回のデモを何度も何度も繰り返し聴きながら。

 さらに「キーはCです」という親切なコメントもいただいたのですが、実はそういう音楽にまつわるエトセトラがよく分かってなくて今に至る自分がここに居たりします。そんなわけで八方塞がりになり自暴自棄に陥った揚げ句の果てに捻り出したのがコレ。すでに先行き怪しい状況です。


ユレル ― 加工トラックA・B・C ―
ユレル ― DEMO / SAMPLES ―
flfl.me


 そう言えば、仮タイトルに何か良い案があるか訊ねてみたところ、ゆるふわ繋がりで「ユレル」はどうかという提案があり、当初は水面に揺れている感じをイメージしていたのですが、次第に方向が定まらず彷徨い歩いているような、つまりカメラが大きく手ブレしているような「ユレル」なのかもしれないと思い当たり、手ブレのせいで何が何だか分からなくなった写真を載せてみるのでした。つづくのでしょうか。