連載第20回
2012年4月30日
ユレル:fuzz&flip合作3作目その1

 また予測しないタイミングで@fuzz244さんから突然『iPadのGarageBandでデモを作りました』という件名のメールに添付されて新しいサンプルデモが送られてきました。実はワタクシGarageBandを触ったことが無いのですが(起動すらしてないという)、果たしてGarageBandでどういうデモが出来るのか早速聴いてみました。


ユレル ― @fuzz244さん原案 ―
ユレル ― DEMO / SAMPLES ―
flfl.me

 なるほど、おそらくiPadをレコーダー代わりにギターを録音しているのではないかと思われます。昔はWカセットを駆使して、ダビングにダビングを重ねてなんちゃって多重録音なんかしてましたが、当然音質はどんどん劣化していくわけで、それを思うとこのギターにたっぷりかけられたリバーブの残響が微かに消えていくところまでちゃんと聴こえているというのはどういうことでしょうか…。iPadどこへ向かうのか。それにしてもこのリバーブいいですね、何を使っているのでしょう。

 ところで、これを聴いて真っ先に連想したのは、ダニエル・ラノワのアルバム『Belladonna』冒頭に収録されている「Two Worlds」という曲で、僕はこの曲が大変気に入っていて繰り返しよく聴くのですが、そんな感じに広げていくのが良いかなあ…と思ったりしました。しかし僕にそんなクオリティへ持っていくことは出来そうにないのだけれど…。つづけてみる。