連載第18回
2021年10月17日
『パワー全開。』らしい…でも 新型Mac mini は出ない予感しかない

先月のiPhone13発表イベントに引き続き、今月もさらにAppleイベント開催の告知があった。パワー全開なのだそうだ。今のAppleでパワー全開出来るのは普通に考えればMacしかない。Macは仕事に直結しているわけではないので、高価なブック系に何十万も出せる余裕はないし(ブック系に20万以上は怖くて出せない)、最近はMacを使った創作活動全くしてないし、どうせ宝の持ち腐れになるのがオチである。まあ、関心があるとすれば「touch bar」がどうなるのか、くらいである。

Mac miniと復縁したい

加齢による体力&意欲減退で、大きくて重たく、手狭な賃貸住居の空間を陣取り、電気もたらふく食うMac Pro系を取り扱うのに難を感じ始めた。かつてのように「安価で小さくて軽いMac」が、今の自分には合っている。そして昨年登場したARM Macは大方評判が良い。気分的に、Mac miniと復縁したくなってきた。ARM Mac第1世代は拡張性の制約もあって見送ったけれど、第2世代なら人生最後のMacにピッタリかもしれない。与えられた余生でその性能を100%使い切ることもないだろう。

だから個人的には断然、新しいMac miniの登場に期待しているのだが、しかし…悪い予感しかしない。現状、もっぱら噂されているのはMacBook Proラインであり、デスクトップマシンの話はほとんど出てこない。

新型Mac mini、出ないんじゃないか?

モバイル型とデスクトップ型、消費者が決める商品価値としてそのスタイル面での勝負は何年も前に決着がついているのだが、狭い部屋でアチコチ移動させるわけでもないブック系は自分には必要ない。むしろ多くのパーツが密接に組立てられていることで故障の頻度が上がり、個人的には避けたいカテゴリーなのである。モニターやマウス、キーボードは周辺機器として、各ユーザーが好みに合わせて適宜お気楽に構成できる方が、個人的には都合良いと思っている。

購入条件は揃ったが「価格」「仕様」が問題だ

何故か自分の中で、Mac miniは「2月あたりに発表される」というイメージが勝手にあって、今回のイベントでもスルーされて来年2月まで待ちかな、という気がしている。しかしもし仮に、ブック系の刷新と共に新型Mac miniが登場したならどうするか。実は最近「このアプリケーションがM1に対応したら、その時がARM Macに乗り換えるタイミングだろうな」と考えていたソフトウェア音源がようやくM1ネイティブに対応したのである。「MODO DRUM」「Falcon2.5」である。これで地味な趣味の作業環境を長年続いたIntel Macから更新する条件が整った。そこで残る懸念は「価格」と「仕様」である。

予想外にARM Macは比較的手頃な価格で登場したのだが、エントリーマシンの位置付けだったと思う(エントリーレベルにしてはやたら性能が良いのだが、Appleがどう捉えているのかは分からない)。もし新しいチップの「M1X」や「M2」が、ビックリするような高性能でレベルを更新してきた場合、それを搭載するMacの値段はどれくら跳ね上がるのだろうか。趣味に今さら20万以上は出せない…。

そして内部構成の仕様についても懸念する。やはりメモリは直付けになるのだろうか。SSDは昨今の傾向からして直付けになりそうだ…等々。個人的にはSSDはMac購入後もユーザーが市販のモノを自由にカスタマイズ出来れば嬉しいのだが、その自由度はApple様に年々狭められている。たぶん、その方向で今後も進むのだろう。そんな尊大なAppleが僕は嫌いである。

懸念を取っ払う特別購入条件を設定してみる

しかし今回「新型Mac miniが登場し、性能&拡張性アップしたけれど、価格もそれなりにアップ、しかもガチガチに内部を縛って」来た場合、それでも購入して目に見える風景を刷新しても良いと自分を許す条件を考えた(↓)。

来たる衆院選で「れいわ新選組」が最低1議席を獲得

見方によってはハードル設定が低く思われるだろうが、リアルでは厳しいであろう。選挙は水モノ、最後まで何が起こるか分からない。こんな事を書くと、各方面からは「低意識なAppleネタのブログ記事に政治を持ち込むな!」と言われそうだが、不味いラーメン喰ってみたりするのもさあ、なんか、オモロイじゃんよ。

タグが「政治」って、どんなブログ記事なんだよ