連載第20回
2021年11月7日
M1 Pro、M1 Maxの発表と新型Mac miniの不在、
そして衆院選での、れいわ3議席獲得について

「M2(仮)」版Mac miniの発表は無かった

前々回、もしも「新型Mac miniの発表」があり、かつ「衆院選で、れいわ新選組が最低1議席を獲得」したなら、その新型Mac miniを買ってもいい、という他人から見たらどうでもいいことを条件にした賭けを設定してみた。

そして蓋を開けてみれば、Touch Barを撤去し、M1 Pro、M1 Maxを搭載したMacBook Pro系の発表、個人的には然程興味の無い音楽系の発表などがあったものの、やはり残念なことに新型Mac miniの登場は無かった。

いくらチップサイズが大きくなったとは言えども、Mac miniの筐体にもM1 Pro、M1 Maxは搭載可能だろうから、ここで発表が無かったということは、アップルはMac mini製品ライン上に「Proグレード」のものを設定しないつもり…なのかもしれない。となると次の新型は、「M2(仮)」の開発が無事に仕上がったらその無印版を搭載して、来年春頃での発表になるのではないか。

もしくは、まだ随分先の話になるけれど来年末辺りにいよいよ本命真打ち「ARM版 Mac Pro」が出てくるまで、引き続き現状のまま「M1系ファミリー」の拡充を継続するのかもしれない。M1の性能が良過ぎて、M2の開発を急ぐ理由もないし、世界的に半導体業界がカツカツなので、個人的にはこの路線ではないかと思ったりする…。とまあ、こういった感じで勝手無責任に妄想は展開する。

気持ちが宙吊りになっている

新型の発表が無かったのは想定範囲内なのだが、片方の条件がちょっと予想を覆した。なんと、れいわが比例で3議席獲得した。当初、自分の脳内では、現状だと1議席でもギリギリな危険水域かもしれん…と思っていたので、これは嬉しい悲鳴ではある(ちなみに全国の比例票獲得数は2,215,648票だったらしく、倍になれば共産党の獲得水準に並ぶ)。なので、条件としては新型Mac miniが出ていればそれを購入してもよい許可が自分に下りているわけであるが…。

しかし新型Mac miniは不在である。

この行き場を失った購買意欲をどうしたらいいのか。繰り返しになるけれど、Appleがプロフェッショナル仕様としてエネルギーを注ぎ込んだ「M1 Pro」「M1 Max」は、最早自分にとって無用の長物になってしまった。

一体何なんだこの高スペックは。Proラインの製品を自分が今後購入することは無いのだろうが、現行の初代ARM MacであるM1 Mac miniだとちょっと重めな作業をしようと思った際に困る気がする…。まあ、それも実際にM1マシンを使ったら、自分の考えている重めの作業なんて、タカが知れているということが即、判明するのかもしれないけれど。

ちなみに下記の記事は「Maxが一番お買い得」という結論を導いており面白い。

ところで話は少し脱線するのだが、ProとMaxってどっちがレベルが上なのか、自分にはすぐ判断出来ないネーミングで困る。これに類似したものとして「松・竹・梅」「ピンからキリ」がある。

というわけで『ブルース・ブラザース』なんか見ながら、神のお告げが来るまで待とうかと思う。