連載第30回
2022年2月15日
マウスはロジのM720r

OSをMojaveにダウングレードしたMac mini。その足回りを固めておきたい。と言うか、これまで5年間使ってきたロジクールのワイアレスマウス「M720」が、恒例のチャタリングを起こし始めたので、買い替えを余儀なくされた。

もっと前は同じくロジクールの名機「MX-R」をかなり長期間愛用していたのだけれど廃盤になり、その後継と言われた代替製品(MX Master 3)がやたら図体だけ大きくて重量もあり、無駄に使い難くなって早々に手放して、より安価でコンシューマー向けな「M720」に乗り換えたのである。名機MX-Rに比べるとボタン数も少なく、macOSや各種アプリケーションへの素早いアクセスはスポイルされることになったのだが、慣れてくればさほど苦痛にも感じなくなって、むしろ小型&軽量化したことで衰えた手首の筋力には丁度良かったのでは無いかとポジティブに考えるようにもなった。

m720は廃盤になって「M720r」になっていた

消耗品であるからいつかわ壊れてしまうマウス。チャタリングの症状を騙し騙し、我慢して使い続けるのもストレスが溜まる。そこで検索してみたら、M720はいつの間にか廃盤になっていて、後継の「M720r」になっていた。どこがどう変わったのかは分からない。

パッケージを開けてマウスを取り出すと、無線レシーバが見当たらない。メーカーが入れ忘れたのか!どうするんだ!と思ったが、マウスの裏蓋を開けたら、そこにレシーバーが収納されていた。そうだ、以前もそうだった気がする。まあ、確かに部屋の中で小さなレシーバーが行方不明にならないように本体内に収納しておくのは良い設計かもしれない。

いつの間にかロゴは「logi」になっていた

従来は「logicool」だったが、いつの間にかロゴは「logi」になっていた。スイス本社はロジテックだけれど、日本では事情からロジクールと表記され、それもロジに簡略されるようになったようだ。まあ、ロジでいいんじゃないだろうか。

各種ボタンへの割り当てはご自由に

Mojave用のユーティリティー「Logi Options」をメーカーサイトからダウンロードして、各種設定を行う。ホイールの左右に設置されているボタンは使い難くて使用頻度はかなり低い。ホイールにボタン機能を割り当てるのは個人的にはヤメて欲しい。

親指のところに埋め込まれたボタンにキーストローク割り当てで「Cmd+tab」を設定し、個人的に一番使用頻度が高いアプリケーション切り替えを行なっている。さて、今度のM720rは、故障するまで何年持つのだろうか。

それにしても本当に今は電化製品が品薄になっている。マウスも例外ではない。