小さな惣菜パックほどの2018年型インテルMac miniは、現行のM1 Mac miniと比べて背面にThunderbolt3端子を4つ備えており、拡張性が著しく劣るという事は無い。無いがしかし、外部に周辺機器を並べていくとそれなりに机上がゴチャゴチャと喧しいことになる。このMac miniのサイズ感を損なわない程度に、スマートに拡張性を持たせたいと思い、ドッキングステーションを購入することにした。数あるドッキングステーションの中から選択したのは(株)アトラス「MC25 Pro(たぶん)」である。
チョイスした理由
- 2.5インチSATA、NVMe SSDを内蔵可
- Mac miniと同サイズ
- USB端子が適度にある
- SDカードリーダー装備
何とこの薄さの中に2.5インチSATAドライブ、NVMe SSDをそれぞれ1台づつ、同時に内蔵可能である。これまでThunderboltケーブルやUSB-Cケーブルで外付けHDを繋げていた状態をかなりスマートにまとめることが出来る。
省スペースがウリのMac miniなので、周辺機器としてはそれをスポイルしないサイズであることは重要。
Mac miniには2つのUSB端子があるが、一瞬で埋まってしまうので、USBハブ機能はあればあったで全く困ることはない。ありがたい。
デジイチで撮影した写真をSDカード経由で取り込めるので便利。カメラとMac miniをUSBケーブルで繋ぐのは地味に面倒臭い。
SATA&NMVe同時搭載可能な「8in1」タイプ購入
個人的に「2.5インチSATA、NVMe SSDを同時に内蔵可能」を一番重要視したので「8in1」タイプを購入。SATAドライブのみ搭載可能な「7in1」もあるが、安価ではあるもののすぐストレージ容量で行き詰まることが目に見えていたので、NVMeカードも搭載可能な「8in1」タイプにした。色はインテルMac miniに合わせてグレー。もしM1 Mac miniに合わせるなら、シルバータイプもある。
こちらが背面。左側をMac miniに接続。右側は必要であればACアダプター(別売り)から電源を取る。
前面。今の自分には必要かつ十分。
内容物。各種止めネジや、USBケーブル。ACアダプターは付属していないので注意。たぶんiPhoneなどのUSBパワーアダプターで兼用出来ると思う。このマニュアルで初めて製品名が「MC25 Pro」だと判明。
裏蓋を開けると、SATAコネクタとNVMeコネクタが見える。
縦置きにしたいのでスタンドも新調
Mac miniとこのドッキングステーションを並べて縦置きにしたかったので、新たに縦置きスタンドを新調。今度はゴムシリコンがはみ出てなかった。
ドッキングステーションの方はゴム足の凹凸のせいで若干安定性に欠けるものの、とりあえず縦置きにさせることが出来た。並べる際は、使い勝手を考慮して、ドックの前面側(端子が多くある方)をMac miniの背面に合わせてみた。これで、なんちゃってX68000タイプのツインタワー型macの出来上がり。
ところで上記の通り、ドッキングステーションのゴム足のせいで隙間が少し出来てしまい、縦置きスタンドでしっかり挟み込めないので、mac側を手にして持ち上げるとスタンドが落下する恐れがある。なので、移動させる場合はスタンドの底面をしっかり手の平で支えて移動させるべし。※つまり、落下させたのである。
次回は実際に使ってみた印象など。概ね好印象である。
2022-02-20 > 僕はアップル様が嫌い