連載第33回
2022年3月5日
「その時、感情が無だった…」遂にiTunesとの断交を表明

しんどい労働を終えて帰宅し、気分転換にアンビエントなドローン・ミュージックでも聴くか…と思って静かにiTunesのアイコンをクリックして起動したその時である。

何をぬかしとるんやボケ!!

「iTunes Library.itlは有効ではありません」って、ワシは何もしておらんし壊したのはお前ではないか、え?iTunes様よ!さらに抜け抜けと「新しいiTunesライブラリを作成して、このファイルの名前を”iTunes Library (Damaged)”に変更しました。」って、お前が自分で壊しておいて「新しく作り直しました」ってどんだけマッチポンプなんや!!このApple謹製間抜けアプリ!!

で、勝手にライブラリをまっさらにし、ユーザーであるご主人に開陳した画面がこれである。

何が「ミュージック」だよ。何だよミュージックって、笑わせるなおい。お前は何のために存在しているのだ、え?iTunes様よ。Mac miniを調達し、OSはMojaveを入れ直し、またiTunesに戻ってしまうけど、しばらく使ってみようかなと思った矢先である。世間から疎まれ、オワコンにされて当たり前だのクラッカー!!

これが初犯ではない

iTunesの音楽ファイル・ライブラリを管理している「iTunes Library.itl」は、本当に壊れ易い(というか、ファイル管理者であるiTunesがヘナチョコなのである)。実は今回が初犯ではない。これまで幾度となくiTunes自身により破壊され、その度に過去のバックアップから復元し、最新状態との差分を手動で修復している際にライブラリへのパスを間違えてデータがアチコチに散在し、遂には音楽を管理する気力も失われてしまったのである。このライブラリの壊れやすさは例えるなら「旧68K MacOS〜OS9時代の各種初期設定ファイルくらいに壊れやすい」と言えば伝わりやすいかと思う。ちなみに同じ階層に生成される「iTunes Library.xml」の方は割としっかりしているのだが、では何故そちらを使わないのか。どうでもいいや。あんなバイク・・・。

上述の事態が起きたとき、しばらくモニター画面を凝視し、当ブログの感嘆符多めの文面とは裏腹に黙々と手動復元を試みた。その後アプリケーションを再起動したら、何とまたiTunesは同じ文言を吐き、まっさらの上図画面を開陳したのである。つまり立て続けに2回、iTunesはライブラリ・ファイルを自身で破壊し、そしてまた言うのである「iTunes Library.itlは有効ではありません、新しく作り直しました」と。はい、わかりました。
意外にも気持ちは風の止んだ海面のように穏やか、というか、感情はであった。

僕はApple様が嫌い。ここに来てようやく、フリフリはキング・オブ・無能アプリケーション「iTunes」との断交を決意したのである。続く。