連載第66回
2024年7月8日
G4ミニのOS9単独起動用インストールディスクを焼く

OS9単独起動用インストールディスクを焼く

まずは、改造版OS9をインストールするために起動用ディスクを作成するのだけれど、「ディスクを焼く」という行為を最後に行ったのは果たしていつだったか…というくらい記憶が薄れていて、多分、シルバータワーのMac Pro(Mid2012)で焼いたのが最後ではなかろうか。内蔵ドライブを持っていないM1 Mac miniで旧時代のOS9のディスクを焼けるのかというのが今回のリポート。

1.外付け光学ドライブを接続

普段、音楽CDを取り込んだりする用途で、M1 Mac miniには外付けのパイオニア製光学ドライブ「BDR-209BK」をUSB2.0ケーブルで接速している。ディスクも焼けるので、今回もそれを使ってみる。

2.空ディスクを挿入

押入れの奥に眠っていた、おそらく20年近く前に購入した700MBのCD-Rをセット。

3.右クリック>ディスクを作成

昔の記憶を辿って、ディスクユーティリティーを使いCDを焼けば良いのかなと思ったけれど、Venturaのディスクユーティリティーにそれに該当する機能が見当たらない…。そこで、isoファイルを右クリック。

コンテクストメニューの中から「ディスクを作成」を選択。

上図のように適当に設定して「ディスクを作成」を押す。

ディスクを焼いている模様。

M1 Mac miniではディスクが認識されないみたい?

プログレスバーがじわじわと進んでいき、5分ちょっとくらいで焼き上がった。しかし、完了した途端「このディスクは読めません」みたいな、取り出しを促すようなアラートが表示された。ARM Macでもisoファイルは焼き込み出来るけれど、古いOS9のディスクはVentureではもう認識しないようである。なるほど…。

無事、焼き上がったディスクから起動するのかどうかは次回。