まわるフリフリのフリ
フリフリのMac mini ミニ大作戦!

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フリフリのMac mini ミニ大作戦! ― 連載第21回

渋谷店でMighty Mouseを使ってみた&ミニ雑記

2005年8月12日 

 ちょっと良い企画が思い付かないので、たわいもないことをダラダラ書き連ねて余白を埋めようと思ったりして。
 

渋谷に出向いてみた

 アップルストア渋谷のオープニングは凄いことになっていたようで‥。毎度毎度オープン初日は長蛇の列が出来ますが、並んで待つのが苦手な僕は訪問を平日夜にずらしました。というわけで先日、ちょっと渋谷店を見てきました。さすがに初日の熱気はもう引いていて、特に混んではいませんでした。
 銀座店よりは若干狭いのかな?という感じですが、予想したほど狭いというわけでもなく、小規模の店舗が密集している渋谷のイメージにはぴったりなのではないかと思います。Mac繋がりでふと思い立ったときに寄れる場所が今まで渋谷には無かったので、立地条件も合わせかなりコンビニ。
 でもやはり椅子に座ってゆったりMacをいじれる、そんな空間が欲しいですね。渋谷では歩き回って疲れている人が大半だと思うので、椅子は必須かと思うのですが。そうすると客の回転が落ちて商売には直結しないですが、文化やコミュニティの形成には必須でしょう。もう一つ現実的なことを言えば、もっと触れるMacの台数を増やして欲しいですね。

Mighty Mouse

 さて、すでにいろんなサイトで詳細な使用レポートがアップされていますが、僕もMighty Mouseを触ってきたので、簡単に感想など。
 例の360度スクロールボールですが、縦方向のスクロールは調度良い軽さで、他社製マウスのちょっと重めのホイールより好感触でした。たぶん長時間触っていても疲れないと思います。横方向へのスクロールは、わざとウィンドウを小さくしてスクロールバーを出させ(みんなやってると思われます)テストしてみたのですが、なにせウィンドウ自体が小さいのでちゃんとした検証ができませんでした。

 実際問題として今の液晶モニタは広くなったし、横スクロールが必要になる状況って滅多にないですよね。でも音楽やビデオ編集してる人の場合、ほとんどのアプリが縦ではなく「横」に流れる作業画面を採用していると思うので、横スクロールの便利さを活かせます。アップルの純正ソフトでは、Grage Bandや、Final Cut Proなんかで有効でしょうね。

 左クリック、右クリックに関しては個人的には特に違和感ありませんでした。左指をちゃんと離してから右クリックしないと有効にならないという動作条件に抵抗感ある方もいらっしゃるようです。
 両横にあるスクイーズ・ボタン。これは若干難ありでしょうか。ボタンを押している実感が沸かないというか、画面で変化が起きて初めてボタンを押したことが分かる、というニュアンスで、僕は使いにくかったです。ま、個人的には使う頻度は低い機能ですし、慣れの問題でしょう。

結局、買いませんでしたが

 現状、自宅で使用しているケンシントンのExpertMouseに不満はないので、購入には至らなかったのですが、もしグラフィック関連のアプリケーションを使う必要が出てきたら、このMighty Mouseを選択すると思います。
 先日アメリカのSIGGRAPH 2005で発表された米luxology社の3DCGアプリケーション「modo201」が、ようやくレンダラーを搭載して魅力的な製品になってきました。モンテカルロ方式のグローバルイルミネーションによる、Lightwave3Dより格段にリアルなレンダリング。まだサンプル画像が少ないので判断は出来ませんが、期待大。

 3D関連のソフトは、確かに1ボタンマウスだと作業効率が著しく低下するので、Mighty Mouseは非常に役立つと思います。トラックボールだと、モデリング不可能なんですよね‥。レンダラー付きの201体験版が出たら、久々に遊んでみたいので、そのタイミングでMighty Mouseを買ってみようかと思います。

 他にSIGGRAPH関連だと「SoftimageXSI」を是非MacOSXプラットフォームで開発して欲しいですね‥。趣味でアニメーションを作ることは無いと思いますが、価格が非常に安いので欲しいと思ってしまいます。しかし 残念なことにMayaとは違いXSIはWin版しかありません。今回発表された5.0は非常に魅力的な仕上がりになっているようなので、是非ともMacOSX版を開発して欲しいのですが。それはインテル版Macの出来上がり具合によりますかね。以前どこかの会社が、Windows用に開発したアプリケーションをインテル版MacOSXに移植するプログラムを開発する、とかいう記事を読んだ記憶があるので、ちょっと期待したりするのですが‥。

勘違い訂正

 Mighty Mouseの刺激が残っていたので、帰宅してから何となくExpertMouseのドライバ設定をあれこれいじっていたら、今更ながらあることに気付きました。スクロールリングの縦・横方向切り替えが、ちゃんとボタンに割り当てられるではありませんか!

 以前、周辺機器を揃える記事で、割り当てができないとボヤいていたんですが、ここで訂正させていただきます。失礼しました。やっぱり取説は読まないといけませんね。というか輸入盤なので取説無かったんですけどね。PDFとかROMで提供されると、面倒で読まないんですよねえ‥。

 一番下の「Swap Scrolling」がそれ。ここでは、下左右のボタンを同時にクリックすると、スクロールリングの縦横が切り替わるように設定。

7448とPowerBook G4

 先月マイナーアップグレードされたMac miniですが、タイミングとその内容から見て、今後はもうG4チップのクロックアップなどの変更は無いと思います。個人的には来年1月くらいに新型G4チップであるMPC7448を使って1.7GHzくらいにアップグレードして欲しかったんですが、今回まったくロジックボード周りに変更が無かったのは、すでにインテル入りミニが来年早い時期でのデビューを目指し、現在才能あるスタッフを動員し着々と開発されているからだと思います。市場インパクトとしてはノート型Macでデビューさせるのが良いのでしょうが、ほら、最初は何かとクレームも発生するでしょうから、金銭的にダメージの少ないものとなるとミニなんでしょうね。インテル入りマシンとしてMac miniが最初の実験台になるわけです。もしかしたら全くの新型マシンが登場する可能性もありますが、従来のMacユーザーの反発を和らげるという意味で、現行筐体のまま中身だけ置き換える方が無難かと思います。それにミニには他機種のように名前の後に「G4」とか「G5」とか付いてませんよね(eMacも付いてないですが)。「気が付いたらいつの間にかインテルだった」という戦略に打って付けのマシンなんです。いずれにせよ、市場がどう反応するかとても楽しみです。

 7448は基本的に7447互換なので(ピン配列も同じ)、さほどロジックボードをイジる必要はないと思うのですが、来年までの繋ぎとしてPowerBookに採用するに留まると思います。下のスペック表を見ると(最近のG4チップ比較表。Freescale SmiconductorのHPからキャプチャーしました。リサイズのせいで読み辛くてすみません。)、まず1MBのL2キャッシュが目を惹きます。昔、Mac互換機のアップグレードでG3カードをあれこれ試していたとき、キャッシュ容量の違いでスピードが段違いに変わったのがとてもインパクトありました。7447の倍のキャッシュを積んでいるから、7448はたとえ同じクロック周波数だとしても、かなりのスピードの違いを体感できると思います。さらに90nm製造が効いてか、1.5GHzでの消費電力の低さも注目すべきところです。あーミニにも採用して欲しかった‥。

 ところで新型PowerBook G4の発表はいつ頃でしょう?大方の意見では、来月20日にパリで行われるエクスポの基調講演で発表されるのではないかということですが、今や7448搭載PowerBookは織り込み済みですし、2時間という講演時間内でわざわざ取り上げるほどのものでもないような気もします。クロックもせいぜい1.7~1.8GHzくらいに留まるでしょうから(だからインテルに移行することにしたのでしょうし)。エクスポではそれ以外に大きなニュースがある予感がするし、また、WWDCの延長でインテル移行を促すことに重きを置いた内容になると思います。

もう完熟、7447

 そうすると、すでに7448を採用したPowerBookは生産に入っていると思われます。ということは、これまでの1.67GHz版7447はiBookやMac mini製造ラインに回され始めていると見ていいでしょう。さらにSonnet社やPowerLogix社製による最近のアクセラレータカードが次々と1.8GHz~2.0GHzの7447を採用しているところを見ると、7447はもう完全に成熟しているチップといえます。つまり今後生産されるミニは「安心してクロックアップ出来る」と判断できそうです(もちろん仮定の話で保証はしませんが)。個人的には平均して1.7GHzを狙える耐性を持っているのではないかと思います。というわけで、9月頃には2台目のミニを手に入れたいですね。

 なぜ2台も必要なのかと言えば、最近ようやく部屋に溜まっていたCDをiTunesに落とし始めたところ、意外にCDのリッピングはCPUの占有率が高く、コンバート中は他の作業がほとんど出来ないことが分かったからです。これはミニがシングルCPUであるが故のことだと思います。同じく、Digital Performerを使って音楽制作を楽しんでいるときも、CPUパワーはほとんど他の作業ができないくらい独占されてしまいます。途中でネットブラウジングしたくなったとき等は、わざわざDigital Performerを終了させてから他のアプリを起動させています。デュアルCPUとの違いですね。これは効率が悪いので、2台目が欲しいなと思っているのです。

インテル版MacOSXの危機

 先日、海外の噂系サイトで、アップルが開発者向けに配布しているインテル版MacOSXがクラックされ、市販されているWinマシンにインストールされている画像などが掲載されました。(その真偽はさておき)いずれこういう事態になることは予測していましたが、意外に早くあっさりとやられてしまった感じです。これは、今後のアップルの展開に何かしらの影響を与えるでしょうか?さあ、やって来ました。妄想タイムです。括弧内は僕の希望的観測混じりの実現度合いです。

●インテルへの移行全面中止発表(2%)
●コンシューマー向けはインテル、プロ向けはPowerPCの棲み分け(25%)
●Cellプロセッサ採用の新機軸マシン登場(53%)

 ジョブズは毎回面白いビジョンを提供してくれるので大好きですが、僕は彼のやることなすこと全てを盲信してるワケではありません。今回もインテル移行の発表を聞いた直後、あの事を思い出して冷静でいるようにしました。あの事とはズバリ「フラワーパワー」。彼は自信満々であの花柄iMacをリリースしました。でもあれは明らかに「?」でした。アップル関連の書籍を読んでみると、彼の下した判断の多くは頓挫したり、明らかに間違っていたりで、これまでマイナス方向に向かったビジョンも非常に多かったことが分かります。

 インテルへの移行は世界中の多くのプログラマーにMacOSXに興味を持ってもらい、Xcodeでの開発を促すことに主旨があるのだと思います。一度Xcodeに慣れてもらえば、後はCPUがどう変更されようがその差分はMacOSXが吸収してくれます。インテル版MacOSXがクラックされ、普通に売られている一般的なWinマシンに難なくインストールされ使われるようなことになれば、収益の多くをハード売り上げに依存しているアップルは大打撃を受けます。CPUもインテルになり、ハードウェアの内部構造もほとんど差が無くなっている今、ユーザーは別にMacintoshを購入しなくても良くなってしまうわけですし…。そこで10年以内(いや、もっと早い時期かも)にアップルが目指すのはズバリ、Cellプロセッサ採用の新機軸マシンの導入なのではないかと思うのです。

 ああ~楽しかった‥。あ、すみません、妄想タイム終了です。

祝 iTMS日本版

 4日間で100万曲ダウンロード。凄まじいスタートダッシュですね。ネット配信がこれからの音楽流通において重要な販売形態になるのは必至のようですが、僕自身がこれを利用するのは何時のことになることやら…。試聴するのに便利なのでアクセスしていますが、今のところまだレコードショップに足を運ぶ手間を楽しんでいます。肉体的に辛くなったらiTMSのお世話になるかもしれないけれど、そうなったら音楽自体に興味を持たなくなっている時かもしれません。ではまた。