まわるフリフリのフリ
フリフリのMac mini ミニ大作戦!

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フリフリのMac mini ミニ大作戦! ― 連載第26回

mini用外付けHDケース、M9 Mac mini POD

2005年9月11日 

 すでに各社から様々なMac mini用外付けHDケースが発売されている中、とりあえずM9 Mac mini PODを購入し、iTunes専用ストレージとして使ってみた。簡単に使用雑感など。

M9 PODを選んでみたワケ

 これまでに購入した外付けHDは2つあって(68K時代のSCSI外付けケースは除く)、一つはI/Oデータの「HDX-UE120」、もう一つは秋葉館オリジナルのトリプルI/F付き160GB。前者はMac互換機からG4 MDDにデータをバックアップ・コピーするために購入したもので、性能的にはすでに2~3世代ほど型オチしている120GB、5,400rpmのキャッシュ2MB。
 後者はG4 MDDのメンテと、Mac miniへのバックアップ・コピーのために購入したもので、160GB、7,200rpmのキャッシュ8MB。
 性能的には後者が優れているんだけど、前者が手放せないのは、まだMac互換機のデータが保存してあるのもあるけれど、自動電源オン/オフの便利さが使い勝手の良さになっているから。

 というのも、秋葉館オリジナルを使っていると、やはりまれに電源消し忘れがあるんですよね。今回iTunes用に購入した300GBのHDは、秋葉館ケースに換装することも考えたけれど、恒常的な用途にはI/OデータのHDケースの方が安全。しかしですね、このI/Oデータのケース、非常~に作りが頑強でバラすのにとても力が要る。実は途中までバラしたけれど、もうドライバを回す手が痛くなって止めました。

 まあ、換装するとなると、一つ内蔵HDが余ってしまうワケで。ならばiTunes専用HDケースを新規調達しようと考えたところに、M9の自動電源オン/オフ機能は魅力的でした。それに加え、時々無くて不便を感じていたFirewireハブを搭載しているのが決め手になりました。また、すでに今使っている4ポートUSBハブが一杯だったので、M9で3ポート追加できるのも大助かり。

では早速

 早速箱を開けてみると、まずNewerTechnologyの英文取説が入っていてビックリ。凄く久しぶりにこのメーカーのロゴを見た。というかこの会社が絡んでいるとは知らなかった。だって外箱には全くNewerTechnologyのロゴなんて見あたらないし。で、調べてみると「miniStack」という製品が存在することが分かった。う~ん、M9とNewer、どちらが製造元でどちらがOEM受けているのか知らないけれど、日本ではプリンストンテクノロジーも出しているし、とりあえず国内で買うならプリンストンで、ということにしておく。

 内容はケースと上蓋と、英文取説、ACアダプタ、USBケーブルとFirewireケーブル(それにネジなど)。ケーブルは両方とも45cmくらいの短いもので○。ACアダプタは邪魔だけど、さすがにこの大きさのケースに電源は入れられないだろうし、ケーブルは余裕をもって長めなものなので良しとします。

ケースの構造もいたってシンプル。ま、ただのケースだし。それでは組立てますか。

意外と安っぽい

 ビニール袋を破ってケース本体を取り出すと、「?」と誰でも思うのではないでしょうか。ケースの手触りが、Mac miniのそれとは明らかに違います。なんと銀色に輝くその筐体はプラスチック製!塗装がしっかりしていたので気付きませんでしたが、ミニのような金属特有の冷たさは無いし軽いし、よく見ると側面にモールドラインもあったりします。ちょっと笑う。手触りや外観にこだわる人は現物をよく確かめることをオススメ。でも塗装が本物っぽいのでさほど気になることなく、僕は許容範囲内でした。

 ハードディスク放熱用のヒートシンクはアルミ製で、一緒に梱包されていた中で造りも一番良いのですが、当然ながら組み立てると見えません。これはHDの上部にかぶさるように取り付けて、HD自体はひっくり返してケースに収めます。あ、この時HDはジャンパピンでマスターに設定しておくことを忘れずに。

 しかしこのHDをケースに収める作業がとても難儀しました。写真上部に見える電源コネクタが邪魔で、かな~り力一杯電源コネクタを差し込んでおいてからでないと、ケースに入らない。あるいはヤスリなんかでコネクタ先端を少し削った方がいいかも。個体差はあると思いますが、全体に作りがタイト過ぎるような。もしかしたら国内販売版では改善されているかも。

 グリグリやりながら、なんとかHDをケースに収めました。ひっくり返すと上の写真のように先ほどのヒートシンクが露出してます。

機能的には満足のケース

 ようやくHDを押し込んだM9 POD。電源を入れると正面の青色に光るLEDが綺麗です。このケースには放熱用に空冷ファンも内蔵されているので、それなりに音は発生しますが、個人的には全然許容範囲内。ちなみにこのファンはオート/マニュアルハイ/マニュアルローの3種類の動作設定をすることが出来るんですが、とりあえずオートでいいんじゃないでしょうか。

 では、ミニとM9 PODをUSB2.0で接続して動作確認。この時、ケーブルは背面真ん中にあるUSB2.0と表記されているアップリンクコネクタに繋ぎます(というかそこにしか繋げないケーブルしか付属してないけど)。300GBはこれまでiTunesのCD変換作業で使っていたので、問題なく認識。正面の青いLEDは個人的に良いと思う。HDのアクセスに連動してチラチラするのも好き。

 背面を見てみると下の写真のようになっています。左から電源SW。電源コネクタ。ファン動作SW。USB2.0ハブ。USB2.0アップリンクコネクタ。FWハブ。その左上にあるのはUSB/FW切替えSW。ここでミニとFWを接続してみると、普通に外部HDとして認識。これで一応動作確認できました。

 ちなみにこのケース、USB2.0コネクタとFWのコネクタ両方同時にケーブルを接続できて、USB/FW切替えSWでどちらで認識させるか指定できます。これをオートにしておくとUSBが優先され、1394aと表記されてる方にしておくとFWとして認識されます。プリンストンテクノロジーのWEBを見ると、2台のPCを同時に接続して切り替えで共有できると書かれてあります。あいにく僕はまだ2台目のミニを手に入れていないので確認できませんが、個人的には特に必要な機能とも思いません。あはは。

 ちなみにこのUSB/FWハブはM9 PODの電源が入っていないと動作しません。なので自動電源オン/オフは便利なんですが、これはUSB2.0アップリンクコネクタにミニが接続されていないと機能しないんですね。FW接続だけだと自動電源機能は無効みたいです。これは最初に紹介したI/Oデータの外付けHDケースでも同様だったので、そういうものなんでしょう(←なんだそれは)。とにかく、機能的には僕の要求を全て満たしてくれているので、とても満足してますです、ハイ。現在サクサクとiTunes専用ストレージとして働いてくれてます。

フタが閉まりません

 んじゃ動作確認も完了したしフタを閉めるか、と思ったのですが。

閉まりません

 いや、ホント、マジでフタがキツイ。固いのかタイトなのか、とにかくキツクて閉まりません。先日、某量販店でプリンストンからすでに内蔵HDをセットアップしたものが販売されていたので、興味を持たれた方はそちらをオススメします。あちこち改善されてるかもしれません。

 もういい加減手が痛くなってきたし、無理矢理押し込むと今度はHDを取り出す時が不安だし、いやあ~、いろいろありますなあ…。しかしそこはお気楽人生哲学、得意の発想の転回を繰り出して対処しました。果たしてどう対処したのか、次回につづく。