連載第20回
2023年5月20日
青い部屋のリフォーム計画その3:RS-232Cケーブルで失敗編

前回からの続き。Windowsマシンと同時に購入した中古のRS-232Cケーブルを使い、QUANTECとPCを接続する。

WindowsPCにUSBメモリを挿し込んで、作業に必要なexeや各種マニュアルなど全部まとめて内蔵HDにコピーしておく。

ハード面での準備は完了。

そして最初の試行で絶望する

まずは「2496_QRS_22x4_SIMPLE_31.exe」をダブルクリックする。まずはアプリケーションが普通に起動したことに感動する。Windows 7 Pro 32bitでも大丈夫だった。次に、どの接続ポートにデバイス(QUANTEC YardStick 2496)を繋げているかを指定する必要があるのだが、RS-232Cは1つしか装備してないので、素直に「com1」にしておく。

「Install PlugIn」を押す!

「YardStickの電源を落として10秒待ってから、再度電源オンしろ!!」と出た。なんだこれは?と思いつつ電源をオフって真面目に10秒待ってから電源オン。しかし特に目立つ変化無し。

しばらくすると、「反応なし」っていうウィンドウが表示された。なんんなんだそれは!?再度、同じ行程を繰り返したり、機材の電源を入れ直したり、comポートの転送速度を変更したりしてみたものの前に進まず「No response from device」の一点張り。目の前には全く目的の作業を果たさぬまま、黒いWindowsマシンが威圧感を周囲に放ちつつ鎮座している。感情は無である。つづく。