連載第41回
2023年2月26日
そう言えば Synthogy Ivory のピアノ音源を持っていたことを思い出しインストールしてみる

数年前から自分好みのピアノの音色を実現したいと思って、最近物色していたのはこれまでにも「Noire」「M1」「Falcon」「pianoteq」等がありましたが、先日ふと「そう言えば、ピアノ音源の王様、Synthogy Ivoryを持っていたではないか」と思い出しました。2010年頃、バージョン1だった時に購入して、その後バージョン2にアップデートしたはず。ここ数ヶ月、あれこれピアノ音源を探ったり購入したり、改めてインストールし直したりしていたのに、なぜこの有名なピアノ音源のことが頭に浮かばなかったのか。しかも、当ブログをあちこち検索しても全く関連記事が上がって来ないというのも、購入後に全く活用してなかったことを示しています。これは勿体ない。

Synthogyのサイトにアクセスして、SUPORTからMac用のアップデーターのリンク先へ。

現在の自分のメインマシンであるMac mini(2018 Intel)& MacOSX10.14.6 Mojave で使えるバージョンは「2.6.5」らしい。それをダウンロード。

インストールのメモ

無駄なものは入れないよう、事前にカスタマイズ。

サンプルデータの格納先を指定。これらは2010年にバージョン1を購入〜バージョン2へアップデートした時のもの。それから10年ぶり、というか使ってなかった…。ちなみに購入分のサンプル音源は170GB強もありました。

はい、OKです。

スタンドアローンのアプリケーションで鳴らしてみる

13年前にiLokでオーソライズ済みだったので、アプリケーションを起動させると、そのまますぐ使えるようになっています。が、サンプルを読み込んでからキーボードコントローラーで弾いても音が出ないので、メニューからUSB MIDIを入力しているデバイスを指定してみたら、無事音が鳴りました。

現行バージョンのパネルの様子をメモ

ここ最近、いろいろなメーカーのピアノ音源を試してみているけれど、Ivory2の高域の音は自分が求めている響きに一番近いもので、10年前に買っておいて良かったと思いました。過去の自分、よくやった。