本投稿ではM1 Mac mini(Ventura 13.4.1)に引っ越してからのプラグイン移行を随時メモしていく。記録開始日&アップデート作業開始日は酷暑が続く2023年8月11日。これを書いている時点での室温は35℃。
それではApple純正のAUプラグインから表示順にキャプチャーと併せて記録。ホスト環境はデモ版のDP11.22でApple Silicon対応版。
オーディオプラグイン類
Apple ※対応済
Apple謹製の標準デフォルトAUプラブインなので、これは特にすることは無し。ほとんど使わないが、以前にピッチシフターは使ったことあり。
Arturia ※対応済
・Tape-MELLO-FI
1.1.0→1.3.0にアップデート。Apple Silicon対応。
Audio Ease ※未対応:Rosetta2経由で使用
下記のいずれも1023/8/12時点でApple Silicon未対応。説明にはRosetta2経由でも軽快に動作するとのこと。
・Altiverb
7.4.6→7.4.7アップデート。
・Speakerphone 2.1.4
2.1.8→2.2.2アップデート。
Audio Thing ※Apple Silicon対応済
・Gong Amp 1.0.0→1.1.0アップデート。
・Things Motor 1.1.0 ※公式にはVentura未対応だがエラーは起きない模様。
・Wires 1.2.1
最近購入したプラグイン。ノイズ生成系。
Flux ※Apple Silicon対応済
上のポータルアプリを起動しようとしたら「“FluxCenter”は壊れているため開けません」とアラート表示。まずはポータルの最新版23.08をDLしてアップデート。リリースノートを見ると全てのプラグインはApple Silicon対応済の模様。
ただ、昔はダイナミクス系をよく使っていたが、最近はリズムのある音楽から遠ざかってしまったので疎遠に。IRCAMの「Verb V3」は特殊なリバーブが必要な時の選択肢として残っている。
…しかしである。アップデートを行おうとしたが、ポータルアプリが全く更新&インストール作業を完遂しない。まさかの作業ストップである。これを機会に、StereoToolsとAlchemistV3、VerbV3の3種だけレガシー版を残して、FLUXから撤収することにした。もしかしたらインテル版Mac miniの方で、個別単体のインストーラーだけ落として、それをコピーしてから、M1 Mac miniの方でインストールするという手が使えるかもしれない。後日試してみる。
KORG ※Apple Silicon対応済
以前、古いM1からV2にアップデートした際にMDE-Xもインストールした。
・MDE-X 2.3.1→2.4.1
LSRaudio ※未対応:Rosetta2経由で使用
・WARMultipress 1.2.0
LetiMix
・Gaim Match
1.413へアップデート。
MOTU ※個別の対応状況は不明だがMOTU純正なので対応済なのではないか
DPインストール時に標準添付されるプラグイン達。特にEQをよく使う。
Native Instruments
KOMPLETE 12 ULTIMATEにてインストールしていたもの。
アラートが出たものはリロケイトし、そこからアップデート。
Overloud ※Apple Silicon対応済
・Gem Mod
1.0.1→1.0.3アップデート。
無料配布されていた、SDD-320が元ネタのコーラスシミュレーション。実機に似ているかどうかは微妙だが、ステレオイメージを広げるのに便利。
PSP audioware ※Apple Silicon対応済&一部未対応
UserArea-store-view
・Lexicon PSP42 1.6.1 →1.6.2アップデート。Apple Silicon未対応。
・PSP 608 MultiDelay 1.6.1 →1.8.0アップデート。Apple Silicon対応。
・PSP 85 1.1.1 →Apple Silicon未対応。
・PSP Echo 1.0.1 →1.5.2アップデート。Apple Silicon対応。
・PSP MicroWarmer 2.6.0 →2.10.2アップデート。Apple Silicon対応。
・PSP N2O 1.0.1 →Apple Silicon未対応。
・PSP Nitro (Live32経由)→旧32bit仕様かつ販売完了につき、遂にアンインストール。
・PSP PianoVerb 1.7.1 →1.10.2アップデート。Apple Silicon対応。
・PSP VintageWarmer 2.6.0 →2.10.2アップデート。Apple Silicon対応。
・PSP VintageWarmer2 2.6.0 →2.10.2アップデート。Apple Silicon対応。
久しぶりにPSPのサイトを覗いてみると、新規プラグインの登場と入れ替わりに、レガシーなものは配布完了が進んでいた。自分もその流れに乗る。
Softube ※Apple Silicon対応済
・Acoustic Feedback 2.5.24→2.5.62アップデート。
Sonic Charge ※Apple Silicon対応済
・Bitspeek 1.5.0 →1.7.0アップデート。
・Echobode 1.0.0 →1.2.0アップデート。
・Permut8 1.1.0 →1.2.3アップデート。
Sound Toys ※Apple Silicon対応済
5.3.7 →5.4.1アップデート。
Tone Boosters
以前、過去のV3プラグインがまとめて無償配布された際にインストールしたもの。とは言っても、使っているのは「TB_EBULoudness_v3」のみ。
しかし実は最近、このtoneboostersのプラグインに注目していて。まずは値段の安さ。そして意外に使いやすく、動作が軽い点。そこで現時点で最新版のInstaller v1.7.4 (June 2023) でEQやマルチバンドコンプなどを試用してみることにした。
Universal Audio
・UAD 9.5.11 →10.2.4アップデート。
とにかくアップデートするたびに全てのプラグインのデモ版がインストールされてしまうのはどうかと思うが、後日、購入してないものは邪魔なので外そうと思う。セキュリティが無駄に強化されてしまったARM Macへのインストールはちょっと手間がかかる。
Valhalla DSP ※Apple Silicon対応済
・ValhallaVintageVerb 1.7.1 →3.0.0v2アップデート。
・ValhallaShimmer 1.0.4 →1.3.0アップデート。
・ValhallaSpaceModulator 1.0.7 →1.2.8アップデート。
・ValhallaSupermassive 1.0.0 →2.5.0アップデート。
Youlean ※Apple Silicon対応済
・Youlean Loudness Meter 2
2.4.3 →2.4.4アップデート。
公式サイトには2.5.3ベータ版がアップされているが、パッと見だと良さげである。ベータが取れてから更新したい。
購入した楽曲の中で、リファレンスにしたい音源のレベルチェックにとても重宝している。
Zynaptiq ※Apple Silicon対応済
・ADAPTIVERB 1.2.2 →1.4.0アップデート。
昔から非常に動作の重いプラグインだったが、最新版にアップデートしても「非常に重いのでサンプルバッファは512から1024に設定せよ」と書いてあった…。なんだそれは。
iZotope ※Apple Silicon対応済
・DDLY 1.0.1 →アンインストール。
・StutterEdit 1.0.5 →アンインストール。
・Vinyl 1.8.0 →1.11.0アップデート。
・Ozone9 9.11.0 →9.13.0アップデート。
最新のエッジの効いた音楽ジャンルにはとても強力で有効だと思うのだけれど、アンビエント系では効率面でのメリットがほとんど無く、動作環境でMojaveは対象外だったので最新バージョン10へのアップグレードは、見送ることにした。バージョン9での最新版を継続使用。Trash2はすごく良い汚し系エフェクターだと思っていたのに、ディスコンでかつiLokでの認証も出来なくなっており残念である。こういうことが続くとソフトウェア購入はもういいかなと思ってしまう。
ヴァーチャル音源類
Apple
今までに使ったことがないが、デフォルトでインストールされてしまうので、そのまま。
Arturia ※対応済
・Augmented STRINGS Intro
以前、無償配布されていたバージョンの「Intro」を使用。そう言えばCS80など、プラグインバンドルの古いバージョンを持っていたが、ほとんど使わなかったこともあり、再インストールはしない気がする。リソースは「Macintosh HD>ライブラリ>Arturia>Augmented STRINGS」にあり、3.3GB以上も使っているので注意。
BFD3 ※Apple Silicon対応済
3.4.3 →3.4.5アップデート。
リズム音源を使う機会がほとんど無くなって久しいけれど、この音源の金物を使った構想がなくも無いので、いつかまた使うかもしれない。
Synthesizer V Studio Pro
構想だけは脳内にある。
Expressive E ※Rosetta2経由で使用
非常に魅力的な音源で大いに活用したいのだが、いかんせん動作が重すぎて全く常用出来ない。しかも未だにApple Silicon未対応で、Expressive E本社が「Osmose」に注力しているうちは期待薄かもしれない。
IK Multimedia ※Apple Silicon対応済
・MODO DRUM 1.1.3 →1.5.0アップデート。
BFDに比べ、とにかく動作が軽いのが良い。
KORG ※Apple Silicon対応済
時々、ふとM1の音を使ってみようかと思う時がある。画像にあるTRITONはデモ版。リリースノート。
・M1 2.3.2→2.4.1
・WAVESTATION 2.3.1→2.4.1
MOTU ※Apple Silicon対応済(たぶん)
Machfive3が必要だったが、今は後継のUVI Falconに置き換えた。
Pianoteq 4 ※未対応につきアンインストール
音源をインサートするとエラーを起こしてDPがほぼフリーズすることが判明。アンインストール。
Native Instruments ※Apple Silicon対応済
NIはほぼKontaktでサンプル音源を使う用途に限られてきている。上図に見えるReaktor5はアンインストール。
Rhizomatic Plasmonic ※Apple Silicon対応済
・Plasmonic 1.2.5 R1082
最終フェーズに突如として現れた物理音源ベースのソフトシンセ。開発者はNIで「absynth」のチームに所属していたらしく、このソフトもそれらしい音を出すが、かなり自分の好みに合っていて創作意欲を掻き立てられる。時折、レゾネーターでの発音中に音量がレッドゾーンに振れるのが難。
Synthogy Ivory3 ※Apple Silicon対応済
Macintosh/OSX updates
2.6.3 →3.0.2.4アップデート。一度2.6.7にアップデートしたのだが、無料で3.0アップデーターをインストールしたら上書きされた。しかし昔購入したバージョン2時代の各サンプルはバージョン3から読み込み可能。若干軽くなっている気がしないでもない。個人的にベーゼンドルファーが素晴らしい。
UVI Falcon ※Apple Silicon対応済
2.8.5 →2.8.6アップデート。
サンプラー音源をメインにMOTU Machfive3の代替として購入。インテルMac miniではエディット中によく落ちて安定性に欠けていたが、最新バージョンではどうだろうか。
以上、8/13午前0時半ごろ、UADのアップデートを終えて一旦更新作業完了
気が向いたらリアルタイムに記載できなかったアレコレをこのページに追記していくつもり。
2023-08-11 > Plug-Ins & Apps