まわるフリフリのフリ
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放談ラジオ ― 連載第72回

「鉢猫ハウス」ー あるいは鰻仕掛けのように ー

2015年1月7日

 先日、僕の中では昆虫食で有名な、ほそいあやさんのツイートで見かけた猫の家を見て、鉢猫に買ってやろうかと思った。

 というのも、先日奇跡の生還を果たした鉢猫の名の由来である「植木鉢の中で丸くなっている姿」をまだ見てないのだけれど、それはたぶん外に出している鉢の中の土が雨で濡れていて冷たいせいだと思ったから。鉢の中にすっぽり収まっていれば安心なのだが、外で風に吹かれて目をすぼめている姿を見ると、いかにも寒そうで結構ツライ。

 ちょうど写真と同じものをアマゾンで見つけて、意外に安価だなと思ったのだが、しかし今年は「買わない」というテーマ設定なので、部屋にあるものでメイクすることにした。

段ボールハウスみたいな

 鉢猫はサイズ的には中型と思うんだけれど、野良だけあって筋肉質な感じ。たぶん上の商品だとすぐダメになるんじゃなかろうか…というか、外に置くのだから雨風に耐えられるようなものでないといけない。

 そこで何故か部屋の片隅に放置されていたYAMAHA MOTIF XF6の空き段ボールを活用することに。デカくて重たいシンセサイザーを梱包していた段ボールだけあって、すごく厚くて頑丈。ちなみに僕はMOTIF XF6を持っていません。

 適当なところでぶった切り、適当な感じで加工します。下の写真で説明すると、左側の四角い穴が入り口、屋根がぽっかり空いているのは、この季節には貴重な、暖を取るための太陽光を取り入れたいから。

 段ボールだけでも良いのですが、どうせならもう少し暖かい感じのするものにしてあげたい。そこで何故かまた部屋の片隅に放置されていた10年以上使い古した掛け布団を解体し、中の綿を切り分け、それを敷き詰めてみます。何となく暖かそう。

 さて、だいたい骨格が出来上がったところで全体を透明なビニール袋で包み込みます。もちろん雨風を防ぐためのものであり、上から鉢猫の様子を観察するためのものでもあります。ちなみにこのビニール袋はYAMAHA MOTIF XF6を包んでいたものですが、僕はMOTIF XF6を持っていません。

 出入り口から見たところ。暖かそう…かしら?

 しかし鉢猫はノラ・ジョーンズです。いくら狭いところが大好きなネコとは言え、すっぽり収まってまったりするのは、やはり家猫だけの習性かもしれない。鉢猫から見ればこの段ボールハウスは「得体の知れない化け物」に見え、おびえてしまうかもしれません…。

 釣り餌を用意します。

 こんな感じでセッティング。

 まるで、うなぎ取りの仕掛けのようだ…(注:鉢猫を捕獲するためではなく、雨風を防いでもらうためですよ念のため)。いつもというわけではないけれど、今年の鉢猫は朝、植木鉢の付近で丸くなっている事が多いので、その辺りに置いてみることにする。さて結果は如何に。

 いくら釣りエサを置いていても、やっぱり警戒して中に入らないかもー。でも0円で作れて自己満足。