まわるフリフリのフリ
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フリフリのThunderbolt大作戦! ― 連載第56回

MacBook Airに足りないもの、テンキーを追加する

2013年9月23日

 普段、MacBook Airを使っていて困ることがあるとすれば、バッテリーの持ち(僕のAirはMid 2011)とテンキーが無いことです。と言っても普通にテキスト書きするくらいならバッテリーにも影響は少ないし、またテンキーなんぞ必要もないのですが、しかしDP7やDP8を使っている時、テンキーが無いことによって集中していた意識が寸断されることがあって、この状況は良くないと、この度テンキーを追加することにしました。

 というのも、昔から使っている音楽アプリのMOTU DPでは、再生・停止・巻き戻し・早送り等々のロケート・コントロールがデフォルトで10キーに「ボタン」として割り当ててあって、Airだと当然これら長年手に馴染んだショートカット・キーが使えず、作業中に幾度も従来あった場所へ無意識に手が行ってしまい、それから慌ててマウスで画面上のボタンを押しに行ったりと、非常に煩わしいのです。もうイライラにも耐えられなくなってきたところで購入を決意しました。
 USB接続で独立した10キー部だけ欲しい。そしてなるべく通常のAppleキーボードの10キー部と近い配列になっているものを…と言う基準でいくつか比較した結果、今回チョイスしたのはiBUFFALO Mac用 USB接続 テンキーボード BSTK08MSV 、980円。

有ると無いとでは大違い

 早速パッケージを開いて10キー本体をUSBでAirに繋ぐと「キーボードが認識できないから設定してね」というアラートが出て少しビビるのですが、付属の説明書通りに設定アシスタントの導きに従ってゆけば問題なく認識行程を終えられます。

設定手順
  1. 10キーを繋ぐと「認識できない」旨のアラートが出て、キーボード設定アシスタントが起動。
  2. Shiftキー横のキーを押せ、と言われるので、Air本体のキー(Zキー)を押す。
  3. 追い討ちをかけるように「キーボードを識別出来ません」とアラートが出るけど無視してOK。
  4. キーボードの種類を選べと言われるので、Airのキーボード配列を指定し、以上で終了。

 見た目とキー配列が純正のそれと近似していたので選んだ今回のBSTK08MSV 、それでも「*」「/」などの位置が異なっているのですが、これはすぐに慣れてしまいました。キーストロークの感触は当初相当違和感があったのだけれど、しばらくすると「これはこれでアリかも」と感じられるよう肯定的に変化。久々に「カチッ、カチッ」と音を立てるキーが「仮想テープレコーダーをメカニカルに操作してるぜ」感を演出してくれて楽しくもあります。USBケーブルの長さは80センチあって15インチのMacBook Pro背面をぐるっと回り込んでの接続でも問題ないでしょう。

 素材も全てプラスチックで価格なりの作りと見るか、それとも値段の割にはうまく見た目もApple製品に馴染ませていて上出来と見るか、印象はそれは人それぞれでしょうが、個人的にはとても満足していて、数万円出して使いもしないボタンやスライダー満載のMIDIコントローラーを買うよりは、断然リーズナブルに済みました。そもそも「コンピューターに10キーが付いてないのは、やはり本質的に間違っているのではないか…」とも思ったりして(実際は最初は無くて、後から追加されたんだけど)。

追記:ワイアレスな10キーあれこれ

 ついでにワイアレスでAppleテイストな10キーというのもオマケで紹介しておきます。下の左側がSMK-Link iCalc Bluetooth Calculator Keypad for Apple Wireless Keyboardというもので、なぜか電卓機能が付いています。電卓として計算した結果を、SENDボタンを押すことでMacに送ることが出来るらしい…。電卓、惜しい。
 さて続けて右側は記事を書いた後に出てきた新製品、Belkinの10キー「YourType」。パッと見、まるでApple謹製のようで凄いのですが、10キー左側にあるデリートキーとか、UP&DOWNキーとか、惜しい。それらを削って、スリムにしてくれてたらなあと思うのですけど。
 Bluetoothのワイアレスはとても快適だろうなと思いつつ、両方共にお値段が6,000円以上と高価でなかなか手を出しにくいのが残念。やはり今回紹介したバッファローの980円には、適いません。

いつかApple純正でBluetooth接続&ソーラーパワーな10キーが登場してくれることを期待しています。