まわるフリフリのフリ
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フリフリのThunderbolt大作戦! ― 連載第86回

Seagate ST2000DX001(Desktop SSHD 2TB)を試してみた

2015年8月29日

 「もう秋だなあ」なんて思って早速季節を先取り衣替えなんてしようものなら、来週から再び30℃近くまで気温上昇する予報も出ているようで、自身の判断ミスを痛恨することになるかもしれません。僕自身はここ数年「9月終わりまでは夏」という認識でいますので、もうしばらく薄着で過すつもりです。

 今夏は序盤こそ記録的な連続猛暑日を記録したものの、その後はいたって普通の夏という感じで、昨年同様、夜はとても過しやすかったのだけれど、電気代もいつも通り2千円台前半と安く済ませる事が出来ました。ガス代と合わせても4.5K切り。一般的な世帯の光熱費を考えると、浮いたお金の積み立て分で何か「消耗品」でも買ってもイイんではあるまいか…なんて思ったりして、以前からちょっぴり興味のあった「SSHD」というジャンルのハードディスクSeagate ST2000DX001(Desktop SSHD 2TB)を購入してみました。

 SSHDというのは、SSDにも使われている小容量(8GB)の超高速NANDフラッシュを回転系HDと合体させ、読み書きを高速化させるという、Appleが言うところのFusion Driveと同じコンセプトの製品。

ST2000DX001の基本仕様

 最近、このSSHDのリリースラッシュが続いていて、WD(ウエスタンデジタル)も「Blue」シリーズがそれに該当します。現時点でWDの方は容量が1TB4TBのものしか出しておらず、2TBか3TBで試してみたかった僕は今回、シーゲイトのST2000DX001を選びました。

自家製Fusion Driveとの比較

 早速、以前紹介した「LaCie LCH-2B6TTB」のケースに装填。ThunderboltケーブルでMacBook Airと接続します。

自家製Fusion Drive

 では以前作成した自家製なんちゃってFusion Driveとベンチ比較してみます。まずはその自家製の方。まあ、こんな感じでしょう。SSD部分の512GBという容量が無駄に大き過ぎて速いのも当たり前というか。

シーゲイト ST2000DX001

 そして、今回購入したST2000DX001。…むむむ、これはどう判断すればよいのやら。速いのか普通なのか。

WD RED 3TB(WD30EFRX)

 ちょっと確認のためWD RED 3TB(WD30EFRX)のベンチも取って比較対象を増やしてみます。あれ?

まとめよう(←ピケティ風)

 SSHDにちょっぴり期待していたのですが、単純なベンチ比較だと良好とは言い難い結果となりました。もちろん自家製の512GBという大容量SSDと8GBを比べるのは無茶があるので当然ですが、WD30EFRXが予想外に健闘しているというか、一体これはどう解釈すればよいのやら。ベンチアプリの計測法にも拠るのかも知れません。

 確かにその性格上、ST2000DX001は普段から頻繁にアクセスするデータをSSDに配置するので、例えばApertureのプレビュー画面を何度か繰り返し閲覧していると、その表示スピードが上がってゆくのは実感出来ます。おそらく、まだ回転系HDでPCを起動している人がSSHDに乗り替えると、かなりスピードが向上したように感じるのではないでしょうか。外付けケース等で使う場合には然程使用感は変わらないのかもしれないし、変わるのかもしれないし、それもこれも用途次第なのでしょうね。

 こうなると、8GB NANDをコントロールする設計思想による違いがあるのかどうか、今度はWestern Digital製のSSHDも試してみたくなったりするのですが、純粋な回転系であるWD30EFRXの健闘っぷりを見ると、よりパワーユーザー向けの「WD Black」を試してみたいなあ…と考えていたところに本日、サムスンから遂に一般向け2TBの大容量SSD来た!

Samsung SSD 2TB 850 EVO 3D V-NAND搭載 日本サムスン正規品
MZ-75E2T0B/IT

 え?10万円?  無理無理。