1年と半年ぶりに「P-S#424」の作業を再開。これらよりも先に『Room』の制作作業を行ってBandcampに公開し前後してしまったが、何より音楽作りは自分の都合と気分を優先しているので、こういうこともある。しばらく時間を置いたことで、より細部へのこだわりが出てきたところもあれば、逆に未練無くぶった斬るところもあり、自分でもどのようなきっかけと基準でそう判断しているのか明確に出来ずに興味深い。が、それらは全てポジティブな気分で決定していて、というか、気が向かない状態だとそもそも音楽作りに手を出さないのだから。
2025年5月の作業メモ
各曲の長さは決定したので明記。いずれもまだ仮名。
- Overture(3分33秒)
- オーケストラパート(3分19秒)
- GATEパート(5分20秒)
- 深遠(旧Outtake-2:7分23秒)
- ノスタルジア(12分22秒)
- 無限音階(5分20秒)
- 轟音パート(8分40秒)
- ノスタルジア2(7分56秒)
ほぼFIX。
ほぼFIX。
なんだけれど、ふと、このトラックはアルバムから落とす方が良いかもしれないと考え始めた。
これは前回の状態から大胆に印象を変更した。冒頭のギターの音色を、プラグインを使ってハーモニカっぽい音に変化させてみたら、ずっとその印象が世界観に合うと感じ、その方向性で行くことに決めた。もう少し詰めたい。
ほぼFIX。
以前のデモ状態からEQの調整のみ。
残すは各素材のレベル調整のみ。前回まで「前奏」「ノスタルジア」「後奏」とトラックを分けていたものを1トラックとした。構成の流れと内容は変更なし。
ほぼFIX。
今年に入って作業を再開した際、この曲は落とす可能性が高いと考えていたが、試しに仮タイトルにもなっている無限音階の素材トラックを削除してみたところ、より洗練された楽曲に印象が大きく変わったため採用することにした。また、ミックスバランスを修正していく段階で、アルバム通してのラウドネスの基準にもなった。
残すは途中のブレイクポイントでの詰めの作業。元々長尺のドローンでミックスバランスとラウドネスが非常に難しい曲。今回の作業再開で、SYNESTIAプラグインを導入して試行錯誤している最中に、近年全く関心が失せていた「リズム」を取り入れてみることにした。以前はディープな音響トラックだったけれど、どこかしら高揚感のある、言ってもればラテン系とも言えるトラックに変貌して自分でも可笑しい。
ほぼFIX。
2025-05-06 > 音楽とか